CHEKCCORI通信 Vol.125 【新規クラスも加わって翻訳スクール5月開講!】


2021.03.10

CHEKCCORI通信 Vol.125

http://www.chekccori.tokyo/

ごあいさつ

梅の季節もそろそろ終わり、
ニュースでは桜の開花予想が聞かれるようになりました。

土曜日の店長たちが店内の本棚を見やすく整理してくれました。
話題のフェミニズム本、韓国語初心者におすすめの本、
店長のおすすめ本、といったジャンル別のご紹介に、
作家名順に並んだ棚など、さらに選びやすくなりました。
サイトのリニューアルも準備中です。

春に向かって、さらに居心地よく、使い勝手よく、
チェッコリは変化していきたいと思います。
(木曜店長 ささき)

お知らせ

チェッコリ翻訳スクール募集開始

5月開講クラスの募集が始まりました。
新規クラスとして、郭珍京先生による文芸書読解コースが加わり、5コース6クラスの募集です。
郭珍京先生のクラスでは、第4回日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクールの課題作も取り上げる予定です。
http://www.chekccori.tokyo/school/list
※2021年5月開講のクラスはすべてオンライン講座となります。

営業時間短縮の継続について

今年に入ってから実施している営業時間の短縮を、当面の間継続いたします。
ご来店の際はお間違えのないようお願いいたします。

火曜~土曜日/12:00~19:00
日曜・月曜日定休日

イベント情報

3月12日(金)20:00~21:00
【オンライン】チェッコリ映画クラブ―第7回『野球少女』

ドラマ『梨泰院クラス』のマ・ヒョニ役、イ・ジュヨンがこの映画で演じたのは、高校3年生のスイン。
プロ野球選手を目指して人一倍努力してきたが、女子という理由でプロテストさえ受けられない。
周りの誰もが夢をあきらめろと言う中、
新しいコーチと出会い、彼女に大きな変化が訪れる――閉塞感漂う毎日の中に、彼女の凛とした姿は
一種の清涼剤のような清々しさを届けてくれます。ぜひ一緒に語り合いましょう。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=746 

3月20日(土)20:00~21:00
【オンライン】著者イム・キョンソンさんと翻訳者渡辺奈緒子さんが語り合う『村上春樹のせいで』

韓国でも絶大なる人気を誇る村上春樹さんは「ハルキ」と呼ばれ親しまれています。
作品のほとんどが韓国語で翻訳出版されており、青春時代にそれらを読んで影響受けた作家も少なくありません。
『村上春樹のせいで』の著者イム・キョンソンさんもその一人。翻訳者の渡辺奈緒子さんを交えて、
彼女たちにとっての「ハルキ」についてじっくり伺います。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=748

3月26(金)20:00~21:00
【オンライン】ささきの部屋vol5~翻訳者・生田美保さんに聞く、コロナ禍のソウルで向き合う作品たち~

ゲストは、詩人ファン・インスクの長編小説『野良猫姫』、
環境問題をやさしく説いた絵本『いろのかけらのしま』、
ホームレスの姿を通して格差社会を描いた長編小説『中央駅』、
他人とのほどよい関係を教えてくれるエッセイ『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。』など、
多彩なジャンルの翻訳に取り組んでいる生田美保さん。
この1年間、コロナ禍の中でエネルギッシュに翻訳作業を続けてきた心情や
数々の翻訳作品についてお話しいただきます。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=750

3月27日(土)18:00~19:30
【オンライン】黒田福美さんが解説!「不時着」しただけでは終わらない韓国のお話

エッセイ『「不時着」しても終わらない』を書かれた黒田福美さんをお招きし、
大人気ドラマ『愛の不時着』が黒田さんの目にはどう映ったのか、
どういう点に着目して執筆されたのかを伺います。
この本を企画、編集した八丹陽子さんにもご参加いただき、本の誕生エピソードを披露していただきます。
「ドラマは知らなくても、韓国とビジネスでつながっている人にも役立つ1冊」とのこと。
まだドラマを見ていない方もぜひご参加ください。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=751

3月31日(水)20:00~21:00
【オンライン】クオン読書クラブ―第3回『夜よ、ひらけ』

今年からはじまった「クオン読書クラブ」。
3回目となる今回は韓国文学ショートショートシリーズ『夜よ、ひらけ』について
参加者の皆さんでじっくりお話したいと思います。送料がお得な課題図書付きチケットもありますので、
ぜひ事前に読んでご参加いただけるとうれしいです。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=755

4月2日(金)20:00~21:00
【オンライン】どこに帰属するのか―朝鮮籍と在日コリアン―
『朝鮮籍とは何か―トランスナショナルの視点から』重版記念イベント

朝鮮籍は国籍ではありません。
帝国の時代に朝鮮半島から日本に「移住」した人びとを分類するために使われたカテゴリーでしたが、
今日も使われています。なぜ70年以上も朝鮮籍は維持されたのでしょうか。
そしてこのカテゴリーに分類された人たちはどこに帰属するのでしょうか。
『朝鮮籍とは何か―トランスナショナルの視点から』の編著者である李里花さんを講師に迎え、
「朝鮮籍とは何か」「どこに帰属する人たちなのか」
という問いかけをもとに、これからの東アジア地域で求められる帰属やアイデンティティについて考えます。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=753

4月7日(水)20:00~21:00
【オンライン】『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』刊行記念!おしゃべりの続き

世界の映画賞を総なめにした『パラサイト 半地下の家族』と『はちどり』の公開、
『愛の不時着』などのブレイクで人気が再燃したドラマなど、
2020年は韓国映画・ドラマが注目を集めました。
2014 年から、主に韓国映画について断続的に語り合ってきたライターの西森路代さんと
社会学者のハン・トンヒョンさんの対談&評論集の刊行を記念して、
同書に収めきれなかった話や、追記したいこと、裏話などを
時間の許す限りしゃべり尽くしていただきます。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=752

クオンのおすすめ

【3月の新刊のお知らせ】

エッセイにブックガイド集にと、新刊ラッシュの3月です。
それぞれチェッコリでの販売開始(予定)日をお知らせします。

■3月9日(火)『とにかく、トッポッキ』
K-BOOKフェスティバルにも登壇された、シンガーソングライターで
作家そして「本屋無事」店主ヨジョさんのエッセイ集。
翻訳は、チェッコリの「さわだ店長」こと澤田今日子さんです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/2097

■3月12日(金)『韓国・朝鮮の美を読む』
韓国・朝鮮の<美>にまつわる本を、日韓総勢86名が
紹介するブックガイド集。
美術、工芸、建築、音楽、映画、文学、舞踊、料理……
様々なジャンルの<美>に触れてみませんか?
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/2090

■3月16日(火)『茶をうたう』
高麗時代から近代まで、文人たちがともに茶を楽しみながら
作った漢詩や伝統の歌48篇を初邦訳。韓国の茶文化を深く
味わうことができる一冊です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/2089


【ただいま制作中!】
■『ワタリガニの墓 韓国現代短編選』】
クォン・ヨソン「桃色のリボンの季節」、ハ・ソンナン
「隣の家の女」など、季刊誌『Koreana』に掲載されていた
短編12編を集めたアンソロジーを4月上旬に刊行します。
ご期待ください。

おしまいに

先日、韓国のカフェのインテリアが載っている本を探しに来られたお客さまがいらっしゃいました。
その流れで調べてみたら、東京には韓国(風)カフェがたくさんあるのですね。
個人的には青山の「ㅊa AOYAMA」のタルゴナミルクティーが気になります。

(金、土店長 しみず)

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