CHEKCCORI通信 Vol.139【ようやく店舗営業再開!キム・ヨンスさんの新刊案内に秋のイベント情報もたっぷり!】
※このメールは、チェッコリからお送りしています。
2021.10.07
CHEKCCORI通信 Vol.139 http://www.chekccori.tokyo/
ごあいさつ
大変長らくお待たせしましたが、ようやくチェッコリもお店の営業を再開!
お休みしている間も、新作や話題の本に加え、ストッカーに眠っているお宝を掘り起こしたりして、
新たに登録した本は1000冊を超えました!
ブックハウスのカテゴリーに追加された「Event本」「今月のピックアップ」「500円コーナー」はすでにチェックしていただきましたでしょうか。
秋の実りならぬ、本の収穫も楽しんでくださいね。
なお、カフェメニューの提供はもうしばらくお休みしますので、どうぞご了承ください。
http://www.chekccori.tokyo/news/210929
(ぱく)
お知らせ
活躍する翻訳者たちの姿から見える韓日翻訳者への道
「第30回JTF翻訳祭2021」にて「活躍する翻訳者たちの姿から見える韓日翻訳者への道」と
題したトークイベントが10月11日(月)14時から開催されます。
「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を主催するK-BOOK振興会として、
コンクールから誕生した翻訳者の皆さんの活躍ぶりをご紹介します。
日本を代表する韓日翻訳者3名からのメッセージも聞ける貴重な機会です。
録画配信も販売されていますので、どうぞお見逃しなく。
https://www.jtf.jp/30thfestival/
「日韓若手文化人対話」: 三角みづ紀×オ・ウン

韓国で今とても注目されている詩人で、Yes24のポッドキャストDJとしても人気のオ・ウンさんが、オンラインイベント「日韓若手文化人対話」に登壇します。
対談のお相手は『死の自叙伝』(金恵順著)に帯文を寄せてくださった詩人の三角みづ紀さんです。
新しい感覚で詩を綴るふたりの対話から、日本と韓国、そして現代のどんな風景が見えてくるでしょうか――。
ぜひリアルタイム視聴で一緒に体感してみませんか。
日時:10月16日 (土) 16:00~17:30
開催方法:オンライン(Zoomミーティング)※通訳付き
入場料:無料(要事前申し込み/リアルタイム配信のみ)
主催:韓国国際交流財団東京事務所、国際交流基金ソウル日本文化センター、クオン
詳細・お申込みはこちらから
https://japankoreaculturetalk.peatix.com/
現役翻訳者が語る“Webtoon翻訳”の世界
日本最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」で、
KADOKAWA独自の視点でキュレーションした韓流ファンのためのイベント「MEET-K 2021 IN SAKURA TOWN」が
10月23日(土)、24日(日)に開催されます。
今年のテーマは「韓国オンライン漫画」。
K-BOOK振興会では、10月23日(土)14時から「現役翻訳者が語る“Webtoon翻訳”の世界」と題したトークイベントを開催します。
需要が高まっているオンライン漫画(Webtoon)翻訳者の世界を覗いてみましょう。
https://20211023webtoon.peatix.com/
イベント情報
10月15日(金)20:00~21:00 【オンライン】ささきの部屋Vol.14~在韓30年、伊東順子さんが体感した「今、韓国に行くこと」

今回のゲストは、雑誌『中くらいの友だち』主幹の伊東順子さんです。
在韓30年の伊東さんは昨年、コロナ禍の中で日本に一時帰国し、1年あまり日本で過ごした後の今年9月、韓国に「一時帰国」したそうです。
日韓の往来が自由にできない今、渡韓、渡日の状況はどうなっているのか。
今後、日韓交流の復活にあたって必要なことは何かなど、じっくりお話を伺いたいと思います。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6907?mc_id=817
10月19日(火)20:00~21:30 【オンライン】『愛の不時着』を誕生させた韓国ドラマの力の源泉を探るシリーズ②

第1次韓流ブーム以前から韓国ドラマを見続け、多くの俳優への取材経験を持つライターの小田香さんと、
韓国映画にも造詣の深いライターの佐藤結さんが、韓国ドラマの魅力を様々な角度から解説するシリーズ。
第2回は人気俳優の変遷がテーマです。『愛の不時着』に主演したヒョンビンとソン・イェジンを中心に、
ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・グンソク、パク・ボゴムら、日本で特に人気を得た俳優の話も交えながら存分に語っていただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6551?mc_id=804
10月22日(金)19:00~21:00 オンライン【チェッコリ大学】映画評論家寺脇研が語るー韓国の政治・歴史・ジェンダー&フェミニズムを知る韓国映画30選③

現代韓国映画について、進歩派政権時代における黄金期の作品と最近の作品を比較、論評するシリーズの3回目。
日韓共に社会問題として認識されつつあるジェンダーとフェミニズムというテーマに韓国映画がどう向き合っているか、
『子猫をお願い』、『猟奇的な彼女』、『はちどり』、『チャンシルさんには福が多いね』などの作品を通して考察します。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6418?mc_id=799
10月26日(火)20:00~21:30 【オンライン】お前が語るな!『賢い医師生活』~ モッケビと恐竜稜線に“最善を尽くします” ~

チェッコリのイベントで1、2を争う人気の「お前が語るな!」シリーズ第4弾。
今回は、熱心なファンが多く、旬まっただ中の『賢い医師生活』(シーズン1、2)を取り上げます。
同作の大きな魅力の一つである「1990~2000年代を中心とする音楽」「俳優陣の気持ちいい食べっぷり」などについて、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんと音楽ライターのまつもとたくおさんが、深く、熱く、濃厚に語ります。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6944?mc_id=818
10月27日(水)19:00~20:00 【Youtubeライブ配信】『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』刊行記念座談会

今、SNSで話題の『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』は、チェッコリ翻訳スクールのワークショップから生まれました。
ワークショップの講師で翻訳監修を務めた姜信子さんと翻訳にチャレンジしたメンバーが集まり、どのようにして一冊の本を翻訳していったのか、その大変さと喜びを語ります。
翻訳に興味がある方、詩が好きな方、韓国文学が好きな方、ぜひ聞いてください。
なお、チェッコリ初のYoutubeライブ配信ですので、その点も乞うご期待!
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6974?mc_id=821
10月29日(金)19:00~21:00 オンライン【チェッコリ大学】熊木勉先生から学ぶ「韓国の詩」第1回 解放から朝鮮戦争へ

時代の転換期を目の当たりにした詩人たちの詩を通じて、韓国の社会、文化、家族愛、一人の人間としての感情への理解を深めていきます。
第1回は、朴寅煥(パク・インファン)、金洙暎(キム・スヨン)、朴鳳宇(パク・ポンウ)らの詩を読みながら
歓喜に満ちた解放期から、民族の悲劇となった朝鮮戦争の時代に迫ります。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6825?mc_id=812
10月30日(土)20:00~21:30 【オンライン】ゆうき先生の韓国語翻訳ゼミナール-第1回ガチンコプロ対談! 韓国語教師&韓国語翻訳家『原州通信』で見る翻訳の世界

韓国語教師のゆうきさんが、翻訳家・清水知佐子さんをお招きして『原州通信』(イ・ギホ著)を題材に“翻訳者的アプローチ”について掘り下げます。
原文を読み解くこと、そして「翻訳」すること、翻訳する上で必要なこととは?
翻訳に関心のある方ならどなたでも参加可能です。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6958?mc_id=819
11月6日(土)13:00~14:00 【オンライン】韓国時代劇の歴史がよくわかる講座-第2回 朝鮮王宮 王妃たちの運命

康熙奉(カン・ヒボン)先生の『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』の刊行を記念し、3回に渡ってお届けするシリーズ。
2回目は、韓国時代劇の花形と言える宮廷劇の中でも人気の『宮廷女官 チャングムの誓い』や『トンイ』を題材にして、
王宮の女性たちがどのように生きていったかを解説していただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6838?mc_id=815
11月26日(金)19:00~21:00 オンライン【チェッコリ大学】熊木勉先生から学ぶ「韓国の詩」-第2回4月革命から軍事政権へ

激流の中を生きた詩人たちの言葉に触れることで韓国を知る第2回目。
自由が訪れたかに思われたつかの間の四月革命、そしてその後の厳しい軍事政権下で詩人たちはどのような詩を書いたのか、
金洙暎(キム・スヨン)、申東曄(シン・ドンヨプ)、申庚林(シン・ギョンニム)らの作品を通して見ていきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6836?mc_id=813
11月27日(土)13:00~14:30 【オンライン】ゆうき先生の韓国語翻訳ゼミナールー第2回ちょこっと翻訳体験講座

ゆうき先生の翻訳ゼミナール2回は、第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」の課題作の一つ「모멘트 아케이드」を題材に、実際に各自翻訳をしてみるワークショップです。
互いの訳をグループディスカッション(ブレイクアウトルーム)で検討し合い、ゆうきさんによる解説で読みを深めます。
辞書を使いながら原書が読める方でしたら誰でも参加可能です。30名限定。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6960?mc_id=820
11月30日(火)20:00~21:30 【オンライン】『愛の不時着』を誕生させた韓国ドラマの力の源泉を探るシリーズ③

第1次韓流ブーム以前から韓国ドラマを見続け、多くの俳優への取材経験を持つライターの小田香さんと、
韓国映画にも造詣の深いライターの佐藤結さんが、韓国ドラマの魅力を様々な角度から解説するシリーズ最終回。
『冬のソナタ』から『愛の不時着』に至るラブストーリーの変遷に加え、時代劇、ファンタジー、サスペンスと、
時代ごとにどのようにしてジャンルが多様化していったかをお話しいただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/6552?mc_id=805
クオンのおすすめ
『鄭芝溶詩選集 むくいぬ』10月末刊行
留学中に日本語で書いた作品が日本の詩壇で称賛されていた鄭芝溶。
その彼が母国の言葉で書いた詩集(1935年刊)を読んだある学者は朝鮮語が“フランス語のように美しい言葉になった”と喜び、「我々もついに詩人を得たのだ!」と語ったそうです。
今回の詩集の作品選定と翻訳を手掛けた吉川凪さんは、解説で次のように語っています。
「(鄭)芝溶作品には古語、方言、造語が多用されているために研究者によって解釈が大きく異なる詩語も少なくないが、その多彩な表現ゆえに音の響きも豊かで美しい。その良さはもちろん原文でなければ味わえないものだ。翻訳で何がどれほど表せるのか心もとないが、きらきら輝く目をした快活な青年の感性や、息を詰めて暗い時代を耐える詩人の心性が伝わればうれしい」。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/4298
『ニューヨーク製菓店』刊行のお知らせ
今年のK-BOOKフェスティバルに登壇するキム・ヨンスさんの『ニューヨーク製菓店』を、ショートショートシリーズから刊行します。
「私はこの小説だけは鉛筆で書くことにした」という一文からはじまるこの小説は、お母さまが切り盛りしていた「ニューヨーク製菓店」を中心に描かれた自伝的な作品で、じんわりとした優しい温かさがあります。
2005年の講演ツアー時にこの作品を訳された、崔真碩さんによる翻訳でお届けします。
おしまいに
秋はやっぱりイベントがたくさん。
目移りしちゃって困りますね。
まだまだオンラインが多いのが残念ではありますが、
いろんな方のお話を聞いてパワー充電!
(しみず)
発行:CHEKCCORI(チェッコリ) http://www.chekccori.tokyo/ https://www.facebook.com/chekccori 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7-3三光堂ビル3F TEL:03-5244-5425 FAX:03-5244-5428 mail:chekccori@gmail.com