チェッコリでも人気の韓国の絵本。その絵本について、長らく絵本の研究に勤しまれている申明浩(シン・ミョンホウ)先生に3回にわたり、なぜ絵本が人々を魅了するのか、といったお話や現在の韓国の絵本事情などをお話いただきます。
漠然と好きだった「絵本」の世界を、明確にその魅力を知る新鮮な時間が待っているはずです。
絵本とは何? 一般的に絵本は子どもの読み物であると言われています。絵を用いることで、絵本は文字を知らない対象に言葉や物語の面白さを通した言語学習はもちろん、常識や知識の面白さに気付かせ、学ぶ喜びを体得させてくれます。しかし、大人になって読むと、絵本から文化や社会、教育と美意識と歴史等、さまざまなことを読むことができます。
そんな「絵本」について、3回にわたって絵本論、「絵本とは何か」、「韓国の絵本の今」に出会う講座です。
※第2回、第3回もお申し込み可能です
第1回 絵本とは?(2月25日) ⇒申し込みはココから
第2回 韓国の絵本は熱いって!!(3月18日) ⇒申し込みはココから
第3回 韓国の絵本を読もう!(4月15日) ⇒申し込みはココから
【第1回 絵本とは?】
絵本は本当に子どものために作られたモノなのか? 絵本は見るモノ? 読むモノ? 文字を分からなくても楽しめるのってどうして? など、当たり前に思っていた事をもう一度考えながら、絵本を読みなおします。そして、最近、世界の注目を集めている韓国の絵本の今の現状について、話します。
申明浩(シン・ミョンホウ):1986年来日。武蔵野美術大学大学院で視覚伝達デザイン専攻、修士、東京大学大学院総合文化研究科表象文化論専攻博士単位修得退学、現在武蔵野美術大学、相模女子大学非常勤)著書に『그림책의 세계』1992年啓蒙社出版、2009年改正版キムヨンジュニア社、訳書に『그림책은 작은 미술관』2006、キムヨンジュニア社(『絵本は小さな美術館』中川素子著)。共訳書『コミック 韓国』 2001、朝日出版社。『コリア驚いた!韓国からみた日本』 2002、 朝日出版社。その他多数の論文や執筆あり。
韓国最初の絵本歴史展(1992年、大韓民国国立中央図書館)、韓国最初の国際絵本原画展ボロニャー展(2007、2008,2009年)を企画、開催する。弘益大学大学院講師の他、絵本講座を行う。
■日時:2月25日(土)12:00~13:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名