【チェッコリ一周年記念】野間秀樹先生「ことばを生きる私たち,ことばに学ぶ私たち――韓国語=朝鮮語と日本語と,そして書物と」
連続講座でも大人気の野間秀樹先生に、チェッコリ一周年を記念して特別講演をお願いしました。
一人でも多くの皆さんにご参加いただけるように、会場を「東京堂ホール」に移して、言語学者である野間秀樹先生ならではの「ことば」にまつわる奥の深いお話を存分に語っていただきます。
<イベント内容>
私たちが生きる日本語の世界、そして韓国語=朝鮮語の世界.ことばは単なる「道具」「ツール」ではない。
ことばは私たちが生きる深いところに係わっている。
今日、<話される><書かれる>を問わず、ことばが行われる<言語場>は、いわば人類史的な変容を猛烈に遂げつつある。
政治や文化、報道や出版、メールやSNSなど、そして言語教育や言語学習に至るまで、あらゆる言語場において、私たちにはことばへの〈構え〉が求められている。
書物を手掛かりに、そうした<構え>を、言語の原理論から探る。
<講師プロフィール>
- 言語学者.朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育、言語存在論
- 著書に 『日本語とハングル』(文春新書)、『韓国語をいかに学ぶか--日本語話者のために』(平凡社新書)、"한국어 어휘와 문법의 상관구조" (韓国語 語彙と文法の相関構造)(2002年、ソウル:太学社、2003年度大韓民国学術院優秀学術図書)、『ハングルの誕生』(平凡社新書、毎日新聞社とアジア調査会より、2010年度第22回アジア・太平洋賞大賞受賞)、同書の韓国語訳『한글의 탄생』(金珍娥・金奇延・朴守珍共訳、2011年、돌베개〈トルベゲ出版社〉、『東亜日報』、『朝鮮日報』、教保文庫それぞれの〈2011今年の本〉に選定)、『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社)、『絶妙のハングル』(日本放送出版協会)など、編著書に『韓国語教育論講座 全4巻』(くろしお出版)、『韓国語学習講座 凜RIN』(大修館書店)、編書に『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン:関記念財団より2014年、第12回パピルス賞受賞)、同書の韓国語版『한국의 지를 읽다』(韓国:ウィズダム・ハウス)、共編書に『コスモス朝和辞典』(白水社)など
- 2005年大韓民国文化褒章受章
- 韓国のハングル学会より、2012年周時経(チュ・シギョン)学術賞受賞
- 東京外国語大学大学院教授、国際教養大学客員教授を経て、現在、明治学院大学客員教授、1996-7年にはソウル大学校韓国文化研究所特別研究員。2005年度NHKテレビハングル講座監修、2004-2005年度NHKラジオ講座講師
- リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ブラッドフォード国際版画ビエンナーレなど美術家としての活動も.第13回現代日本美術展佳作賞受賞
http://www.aurora.dti.ne.jp/~noma/
https://www.facebook.com/study.korean.noma (facebook 韓国語を学ぶ page)
<イベント概要>
■日時:7月8日(金)19:00~20:30 ※書籍の販売およびサイン会も実施します
■参加費:2000円
■定員:80名
■会場:東京堂ホール(http://www.tokyodo-web.co.jp/hall/)