【満席になりました】申師任堂(シン・サイムダン)に出会う1時間
イ・ヨンエ13年ぶりの主演ドラマ「師任堂(サイムダン)、色の日記」でイ・ヨンエが演じている朝鮮時代の女性芸術家、申師任堂(シン・サイムダン)。凛としたイ・ヨンエの師任堂を見ながら、実際の師任堂が気になっている方も多いはず。
韓国の5万ウォン札の肖像の女性で、5千ウォン札の栗谷李珥の母でもあり、「良妻賢母」というイメージで親しまれてきた師任堂。しかし、彼女が良妻賢母だというのは実は植民地時代に作られたイメージだった……?
新刊『師任堂(サイムダン)のすべて 朝鮮時代に輝いた女性芸術家』(キネマ旬報社、8月3日発売)では、謎の多い申師任堂について、時代背景から彼女の家族構成、芸術にいたるまで、さまざまな史料から人間・申師任堂に迫っています。
<イベント内容>
イベントでは、『師任堂(サイムダン)のすべて 朝鮮時代に輝いた女性芸術家』の翻訳者である青島昌子さんと監修者の小幡倫裕先生をお迎えし、担当編集のキネマ旬報社岡崎がお二人にお話を伺いながら、408ページにわたる本書の内容を、かいつまんで紹介します。
春先からずっと、本書のために師任堂のことばかり考えてきた私たちが、ゆるく楽しく面白く申師任堂をご紹介する、1時間のトークイベントです。
●予定テーマ
・師任堂はほんとに良妻賢母だったのか?
・師任堂の生きた朝鮮王朝時代、燕山君~中宗の時代
・結婚しても実家暮らし?
・どうする? 息子が神童!?
・カエル♡フンコロガシ♡ 師任堂の芸術を鑑賞する
<プロフィール>
●パネリスト
青島昌子/Masako Aoshima(ライター、翻訳家)
韓国・東国大学校国文科卒業。訳書に『スノーキャットのひとり遊び』(二見書房)、共訳に『美男<イケメン>ですね フィルムコミック』(キネマ旬報社)、著書に『永遠の春のワルツ』(TOKIMEKIパブリッシング)、共著に『ソウル無印美食』(TOKIMEKIパブリッシング)、『ビジュアル版 朝鮮王朝の歴史』(キネマ旬報社)などがある。
小幡倫裕/Michihiro Obata(近世日韓関係史研究家・翻訳家)
平澤大学校(韓国)日本学科助教授を経て現職。近世日韓関係史・日韓比較文化論を専攻。著書に『韓国の歴史を知るための66章』(共著、明石書店)、翻訳書に『朝鮮王朝時代の世界観と日本認識』(河宇鳳著、金両基監訳、明石書店)、『朝鮮時代の女性の歴史』(奎章閣韓国学研究院編、明石書店)などがある。
●聞き手
岡崎暢子/Nobuko Okazaki(株式会社キネマ旬報社 編集本部アジアチーム)
編集者。『師任堂のすべて 朝鮮時代に輝いた女性芸術家』を担当。ほか、『韓国テレビドラマコレクション』『韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史』などキネマ旬報社の韓流関連書を担当。
<イベント概要>
■日時:8月8日(火)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名
⇒ 満席になりました
<本の紹介>
『師任堂のすべて 朝鮮時代に輝いた女性芸術家』
発売日:2017年8月3日発売
出版社:キネマ旬報社
仕様: 四六判、408頁(予定)
定価: 2,800円(税別)
ISBN:978-4-87376-435-5
著者:劉禎恩
翻訳:青島昌子
監修:小幡倫裕
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