絵本がない国があるって知っていましたか
雨、風、花粉ときて、また寒くなった神保町です。
今日は申明浩(シンミョンホウ)先生の絵本のイベントがありました。
全3回の内の1回目ということもあり、まずは「絵本とは?」をテーマに、意外と知らない絵本というもののルーツや歴史を語っていただきました。
絵本というジャンルを当然のように感じていましたが、実は本とは別に、絵本というジャンルが生まれるために必要な土壌があり、そのため世界では絵本というジャンルがほとんどない国があるのだとか(しかもけっこう多い)。
韓国で絵本が生まれた背景や、その捉え方などもお話ししつつ、歴史的史料(の絵本)とともに、韓国の絵本もいくつかご紹介いただきました。
ご紹介のなかに『플라스틱 섬(プラスチックのしま)』(本体2400円)がありましたが、こちらはK-BOOK振興会の「おすすめ30選」にも選ばれており、現在行われている「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」(千葉市美術館)では原画が公開されています!
そして次の第2回は「韓国の絵本は熱いって!!」(3月18日)、第3回は「韓国の絵本を読もう!」(4月15日)を予定しております。申込みお待ちしております。
(土曜 ぱく店)