「詩を読めばもっとわかる! 韓国人の心」特集

「韓国人は詩を愛してやまない。読むのも、書くのも」――そんなイメージがありますよね?
書店の詩のコーナーが大きいのもそうですし、地下鉄のホームや観光スポットなど、街のあちこちに詩があふれています。
昔に比べると詩への関心は低くなっているという声も聞きますが、詩人が運営する詩専門のブックカフェが新しくできたり、SNSでコミカルかつシニカルな詩が人気を得たりと、相変わらず話題は尽きません。

韓国人はなぜ詩が好きなのか、そんなことも考えながら、お気に入りの詩、詩人を探してみませんか。

 

◇韓国現代詩の入門書
『한국인이 가장 좋아하는 명시 100선』(韓国人が一番好きな名詩100選)

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金素月、キム・ヨンテクといった著名な詩人の作品をはじめ、イ・ヘイン、チョン・ホスン、シン・ギョンニムら韓国を代表する詩人たちの作品を100篇収録。だれの、どんな詩から読めばいいかわからないという人にぴったりです。

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◇「韓国でもっともノーベル賞に近い詩人」の名作集
『마치 잔칫날처럼』(まるで宴の日のように)

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韓国でもっともノーベル文学賞に近いといわれ、毎年候補者として挙げられる名詩人、高銀(コ・ウン)さんの作品集。イ・シヨン、キム・スンヒら5人の詩人が選んだものの中から、最終的に文芸評論家の白楽晴氏が240篇を選定しています。

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◇『こいぬのうんち』の著者が贈る童詩
『나만 알래』(僕だけが知ってるんだ)

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絵本作家として知られるクォン・ジョンセンさんによる子どものための詩集。著者が子どものころに一緒に遊んだ友だちとの思い出が中心に描かれています。編者によるあとがきには、著者が東京・渋谷で貧しい少年時代を過ごしたこと、本がとても好きだったこと、30代に病気を患った際に義姉への手紙にしたためた童詩に対する強い思いなどが綴られています。

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◇一日の終わりのほっこりタイムに
『詩누이』(詩姉さん)

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ある時は「シン・ミナ」、またある時は「シンゴ」を名乗る、猫好き詩人による絵とエッセイ、そして彼女が選んだ詩の数々。就職難と非正規労働者を経験した30代の著者が描く、正直で、ちょっと臆病かつグウタラで、でも温かい、そんな日常の風景に、ふっと力が抜けます。

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◇政治家の顔も持つ詩人の人気作
『흔들리지 않고 피는 꽃이 어디 있으랴』(揺れずに咲く花がどこにあるだろう)

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2年前にチェッコリのイベントにお招きした詩人、ト・ジョンファンさんによる詩集。現代人の息苦しさ、生きづらさをわかりやすい言葉で慰めてくれる作品ばかりで、季節感あふれるカラーの挿絵もすてきです。SBSドラマ『大丈夫、愛だ』にも登場して話題になりました。ト・ジョンファンさんは現在、韓国の文化体育観光部長官です。

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◇活版印刷で味わう名詩
『사랑 앞에서는 돌도 운다』(愛の前では石も泣く)

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伝統的な韓紙と活版印刷で制作したイ・グンベさんの詩集。100篇の詩を収録しています。パジュ市にある韓国唯一の活版印刷会社で一冊ずつ手作りされたもので、1,000部の限定版。本書には「六百拾」冊目のシリアルナンバーが入っています。凹凸のある印字が詩の味わいをより高めてくれる貴重な一冊。

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◇「韓国の尾崎豊」が肉筆原稿に込めた思いを
『미처 다 하지 못한』(とても伝えきれなかった)

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31歳の若さで亡くなった「伝説のフォーク歌手」、キム・グァンソクが生前に書き残した日記、手帳のメモ、手紙、歌詞など肉筆原稿をまとめたもの。短い生涯の中で伝えきれなかった彼の思いが行間からにじみます。

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◇生誕100年の詩人による必読詩集
『하늘과 바람과 별과 시』(空と風と星と詩)

9788979441758

立教大学と同志社大学で学び、独立運動に対する治安維持法で逮捕され、福岡刑務所で獄中死した若き詩人、尹東柱。「죽는 날까지 하늘을 우러러 한 점 부끄럼이 없기를」で始まる「序詞」は、日本でもさまざまに訳されていてあまりにも有名です。韓国の詩、詩人を語るのに必読の1冊です。

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2017-11-21 (火)