仁川の戸田郁子さんから新年早々に新しく編集された本のご紹介がありました。その作品の美しさに本当に惚れ惚れし、ぜひこの本も多くの方にご紹介したいとお話を伺うことにしました。すると刺繍作家金春姫さんご本人もご登壇いただけるとのことで、楽しみが2倍になりました。
トークに加えて、作品制作の一部を再現していただこうと、準備を進めております。どうぞご期待ください。

＜イベント内容＞

戸田郁子さんが編集し１月に刊行した『チュ二の夢ものがたり―色糸で描く』は、「教本としてだけではない、新しい性格の刺繍本」という評判を集めています。
糸という素材を自在に使って、濃淡や光沢、陰影まで繊細に表現する金春姫作家の手法は、まさに神技とも呼びたくなるほど。
これまでの韓国刺繍にはなかった、写実的で繊細な技法は、広く美術界からも注目されています。
作品にこめた作家の思いや、色使いの極意などを語っていただきます。
また、実際の作業の様子をご覧いただき、そのワザに迫ります。

＜プロフィール＞

金春姫（キム・チュ二）

北朝鮮の芸術大学美術学部手芸科を卒業
多年にわたり、美術創作社で作家として活動
国家美術展覧会（国展）入賞
国家美術資格証取得
10余年前に韓国に定着
2015年より、東洋刺繍作家として活動開始
2020年6月、個展『春姫の夢ものがたり』をソウルで開催
「春姫の色糸工房」運営中
ダウムカフェ : cafe.daum.net/lovelyjasu
インスタグラム : cunhyiyi 　(춘희의 色실공방)

戸田郁子（とだ・いくこ）

韓国在住の作家・翻訳家。仁川の旧日本租界地に建てられた日本式の木造町屋を再生し「仁川官洞ギャラリー」（http://www.gwandong.co.kr/）を開く。「図書出版土香（トヒャン）」を営み、口承されてきた韓国の民謡を伽倻琴演奏用の楽譜として整理した『ソリの道をさがして』シリーズ、写真集『延辺文化大革命』、資料集『モダン仁川』『80年前の修学旅行』など、文化や歴史に関わる本作りを行っている。
朝日新聞GLOBE「ソウルの書店から」コラムの連載は10年目。著書に『中国朝鮮族を生きる　旧満洲の記憶』（岩波書店）、『悩ましくて愛しいハングル』（講談社+α文庫）、『ふだん着のソウル案内』（晶文社）、翻訳書に『黒山』（金薫箸、クオン）『世界最強の囲碁棋士、曺薫鉉の考え方』（アルク）など多数がある。

＜イベント概要＞

■日時：2021年2月19日（金）20:00～21:30
■参加費：イベント参加券1500円／イベント参加券＋書籍代（送料、税込）5500円
※書籍代通常4900円＋税のところ、イベントと同時申込の場合の特別価格です
■定員：30名

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※イベントはオンライン会議システム「zoom」を活用して開催されます
※講座へのzoomのアクセス情報は、開催日前日と開催日当日17時までにお知らせします
※万が一受け取れなかった場合などは、チェッコリまでお問い合わせください
※開催日近くのお申込みの場合、書籍のお届けがイベントに間に合わない場合があります

【お申込み方法と見逃し配信について】

●お申込について
イベントのお申込みは、Yahoo! JAPANのデジタルチケット「Pass Market」のシステムを使用し、オンラインによる事前申込と連動したイベント代金前納（クレジット決済）をもって受付完了となります。

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