【オンライン】『引き出しに夕方をしまっておいた』刊行記念―第一弾「翻訳者二人が語る共訳と詩とハン・ガン」

クオンから6月に刊行した『引き出しに夕方をしまっておいた』は、ハン・ガンさん待望の詩集の初邦訳です。大きな反響を呼んでいるこの作品の刊行記念イベントを実施します。

『引き出しに夕方をしまっておいた』、クオンの詩集シリーズ「セレクション韓・詩」の一作目として刊行します。

第一弾には、翻訳を担当されたきむ ふなさん、斎藤真理子さんのお二人にお越しいただき、
第二弾ではハン・ガンさんご本人にもご登壇いただきます。⇒ 詳細・お申込みはコチラから

どちらのイベントも詩の内容に触れながらお話いただきますので、ぜひ本を手にしてご参加ください!

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<イベント内容>

「詩の翻訳は、翻訳者の比重が大きくて、気軽に手は出せないのよ」

と斎藤真理子さんからインタビュー時にお聞きして驚きました。

ハン・ガンさんの小説では、きむ ふなさんが『菜食主義者』を、そして斎藤真理子さん『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』を、それぞれ担当されていらっしゃいます。
そんなお二人にとっても、ハン・ガンさんの詩集の翻訳ということでは、これまでとは違った緊張感があり、そして詩の共訳という新たな挑戦だったようです。

そこで今回のイベントでは、ちょうどコロナ禍とぶつかってしまった共訳作業のこと、ハン・ガンさんの詩の魅力について、じっくりとたっぷりとお話を伺います。
皆さんからのご質問もお寄せください。一緒にハン・ガンさんの詩の世界を楽しみましょう。

モデレーターは、クオンの伊藤明恵が務めます。

 

<プロフィール>

きむ ふな

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韓国生まれ。訳書にハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、キム・ヨンス『ワンダーボーイ』、ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』、シン・ギョンスク『オルガンのあった場所』(以上クオン)、孔枝泳『愛のあとにくるもの』(幻冬舎)など。著書に『在日朝鮮人女性文学論』(作品社)がある。韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。

 

斎藤真理子(さいとう まりこ)

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新潟生まれ。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、同『すべての、白いものたちの』(河出書房新社)、同『回復する人間』(白水社)、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』(白水社)など。
『カステラ』で第1回日本翻訳大賞、『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳賞(韓国文学翻訳院主催)を受賞。(Photo:Yuriko Ochiai)

 

 

<イベント概要>

■日 時:2022年7月15日(金)19:00~20:30
■参加費:イベント参加券1,500円/イベント参加+書籍付き券4,120円(税、送料込み)

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