【店内開催】建築のはじまりは、他者の場所から ー建築家・光嶋裕介さんを迎えて

※本イベントは会場観覧(チェッコリ店内)のみイベントです(オンライン配信はありません)

建築は、どこから始まるのでしょうか。
一枚の図面でしょうか。
選び抜かれた素材でしょうか。
それとも、まだ言葉にならない誰かの暮らしや、積み重なった記憶でしょうか。

ベルリンでの建築実務を経て、日本各地で建築をつくり続けてきた建築家・光嶋裕介さんは、長く「ここちよさ」という言葉を手がかりに、空間と人との関係を問い続けてきました。

最新刊『建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007-2024』(左右社)で光嶋さんが向き合うのは、建築を「つくること」そのものよりも、つくる以前にある思考、身体、そして他者との関係です。建築は自己表現ではなく、常に「誰かの場所」に応答する営みである——その静かな思想が、本書には貫かれています。

今回チェッコリでは、光嶋さんを迎え、建築をひとつの入口として、
「建築とは何か」「他者と共に生きる空間とは何か」を考えます。

路地と生活が溶け合う都市の風景。
記憶と歴史を抱え込みながら存在し続ける建築。
そして公共と私のあいだにある微妙な距離感。

トークではこうしたテーマを行き来しながら、専門的な議論に閉じることなく、
私たち一人ひとりの暮らしに引き寄せて、空間のあり方を見つめ直します。

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光嶋さんとチェッコリの関係は、2015年にまでさかのぼります。
韓国の建築家アン・ギヒョンさんと、神戸の凱風館(光嶋さんが手がけた合気道場)で対談を行い、翌2016年にはアン・ギヒョンさんが在籍する韓国・漢陽大学で再び対話を重ねました。その記録は、日韓同時代の対話シリーズ『今、何かを表そうとしている日本と韓国の若手対談』(2018年、クオン)として刊行されています。
また、韓国の出版都市・パジュを共に訪ねるツアーも行い、建築と本、空間と思考が交差する現場を体験してきました。

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当日は光嶋さんが見てきた韓国や、韓国建築についてのお話も伺える予定です。
『建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007-2024』(左右社)の販売も行います。

建築を専門とする方だけでなく、本が好きな方、都市や暮らしに関心のある方にも、静かに、しかし確かに響く時間になるはずです。
本屋という「小さな場所」から、建築のはじまりを、もう一度考えてみませんか。

建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007-2024
『建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007-2024』(左右社)

 

<プロフィール>

光嶋裕介

光嶋裕介/Yusuke KOSHIMA

建築家・一級建築士・博士(建築学)

略歴
1979年 米ニュージャージー州生まれ
2004年 早稲田大学大学院修了
2004年〜2008年 ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(独・ベルリン)勤務
2008年〜 光嶋裕介建築設計事務所(www.ykas.jp)を開設。
2021年〜2024年 神戸大学特命准教授
2025年〜 高知工科大学特任教授

主な作品に、《凱風館(神戸、2011)》、《森の生活(長野、2018)》、《桃沢野外活動センター(静岡、2020)》、《MIKKE(山口、2024)》など多数。
2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザイン。
主な著書に、『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012年)、『増補 みんなの家』(ちくま文庫、2020年)、『ここちよさの建築』(NHK出版、2023)、『建築のはじまり』(左右社、2025)など多数

<イベント概要>

■日 時:2026年1月12日(月・祝)15:00〜16:00
■会 場:チェッコリ店内
■定 員:店内観覧 30名
■参加費:1,650円(税込)

⇒ お申込みはコチラから

【会場参加について】
・会場(チェッコリ)にて人数を絞って開催します
・開演時間の15分前より開場/受付開始いたします
・店頭にアルコール消毒液をご用意しておりますので、ご入店の際は、手指の消毒にご協力お願いいたします

【キャンセルについて】
・申込フォーム(Peatix)での事前入金となりますため、開催日前日までのキャンセルについてのみ返金可能です。開催日当日のやむを得ないキャンセルの場合には、必ず電話でチェッコリまでご連絡ください。開始時間以降のキャンセルはシステムの都合上、承ることができませんので、あらかじめご了承ください。

 

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