※本イベントはオンタイム参加とアーカイブ視聴（1ヶ月）でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

詩人でノンフィクション作家でもあった森崎和江さんの代表作の一つ『慶州は母の呼び声 わが原郷』の韓国語版『경주는 어머니가 부르는 소리 - 식민지 조선에서 성장한 한 일본인의 수기』の翻訳者、松井理恵さんと朴承柱さんをお招きし、お話を伺います。

＜イベント内容＞

森崎和江さんは、1927年韓国・大邱で生まれ、当時、日本の植民地支配化にあった韓国で育ちました。その後、詩人、ノンフィクション作家、そして放送作家としても活躍され、代表作には、筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録した『まっくら』（2021年、岩波文庫で復刊）や、歴史の闇に埋もれた女性たちを描いた、傑作ノンフィクションとして話題となった『からゆきさん』（2016年、朝日文庫で復刊）などがあります。

そんな森崎和江さんの原点となったのは生まれ育った、植民地時代の大邱・慶州・金泉での経験です。その経験を元に書かれた『慶州は母の呼び声 わが原郷』には、静かな口調ながらもことばとは何か、故郷とは何か、といったことを問いつつ、一人の少女の目を通した厳しい昭和史が描かれています。

その『慶州は母の呼び声 わが原郷』をぜひ韓国の人々にも読んで欲しいと、長年大邱のまちづくりを研究されてきた松井理恵さん、そして森崎さんの生まれ故郷、大邱で日本文学を研究されている朴承柱さんが翻訳に挑まれました。

今回は森崎さんの一周忌を終え、松井さんと日本に来日中の朴さんとともに、２人の翻訳者たちがこの翻訳に掛けた思いや森崎和江さんの功績なども伺います。

＜プロフィール＞

松井理恵（まつい りえ）

跡見学園女子大学観光コミュニティ学部コミュニティデザイン学科准教授。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士（社会学）。専門は環境社会学。大学在学中の2001年、高麗大学校国際語学院韓国語教育センターで韓国語を学んだ。

朴承柱（パクスンジュ）

名古屋大学大学院　国際言語文化研究科（日本言語文化専攻）文学博士取得
現、大邱ハル（韓日文化交流カフェ）代表／（社）大邱慶北学研究センター「大邱を読む集い」代表。
嶺南大学人文大学日語日文学科非常勤講師、亀尾工科大学教養教職課程部非常勤講師、在釜山日本国総領事館留学アドバイザー（大邱慶北担当）。
共訳書には森崎和江『慶州は母の呼び声』（韓国語版,2020）、『경상북도 근대 공보지 “경북” 1(慶尚北道 近代広報誌“慶北”１）』 など。
地元の大学で学生の指導をするかたわら、翻訳の仕事や研究、韓日文化活動をやり続けている。

＜イベント概要＞

■日　時：2023年7月22日（土）18:00～19:00　※質疑応答の時間によっては延長の可能性あり
■参加費：イベント参加券1,650円／イベント参加＋書籍付き券3,500円（税、送料込み）※書籍は特別価格で販売
■定　員：会場（チェッコリ）20名／オンライン80名

⇒　お申込みはココをクリック！

【オンライン参加について】
・開演時間の10分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのミーティング機能というサービスを使用いたします（※オンライン上でも講師・ゲストと一緒に楽しんでいただくために、任意で参加者のお顔や音声を出すことができます）
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・チェッコリイベントのアーカイブ視聴期間が1カ月になりました。ぜひご利用ください。オンタイム配信とアーカイブ視聴（イベント日以降1カ月間）でお楽しみいただけます。アーカイブ視聴につきましては、開催日翌日、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・Peatixの参加者ヘルプにオンラインイベントへの参加方法がまとめられていますので、ぜひご一読ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587

【書籍付きチケットについて】
・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売する場合があります
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・海外発送は行っておりません

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