「K-BOOKフェスティバル2023 in Japan」開幕!

K-BOOKフェスティバル2023 in Japan を昨年に引き続き、会場+オンラインにて開催します。

公式サイト ⇒ https://k-bookfes.com/

韓国の新世代SFシーンを牽引する作家キム・チョヨプさん、『地図と拳』で直木賞を受賞した作家小川哲さんの日韓SF作家の対談のほか、地域と結びつく日韓の本屋店主の対談、韓流ドラマ20周年の記念イベントなどを予定しています。

韓国ドラマ、K-POPは一過性のブームを過ぎ、新たなジャンルとして日本に定着しました。次に注目されているのがK-BOOKです。書店で韓国の翻訳本が数多く並んでいる様子を見たことのある人も多いはず。

今を生きる人々が抱える問題や心の内を敏感に捉えた小説やエッセイの人気が浸透してきたほか、SF作品や児童文学、人文書などの刊行も続き、幅広いジャンルで読者層を広げています。

そんなK-BOOKをさらに楽しんでいただくために、K-BOOK振興会と韓国国際交流財団が共催するのが、「K-BOOKフェスティバル 2023 in Japan」です!今年で5回目の開催となりました。

今年のテーマは「こえる(넘고 넘어)」。国をこえ、言葉をこえ、沈黙の時間(とき)をこえて、集います。

作家や本屋を招いたイベントのほか、韓国と日本の出版社40社が参加するブースでは韓国の翻訳本や学習書、韓国語の本を販売します。

  • 韓国で注目のSF作家キム・チョヨプ×直木賞作家・小川哲の対談イベント

「日韓SF作家対談 キム・チョヨプ×小川哲 -時をこえ、自分をこえて-」

韓国の新世代SFシーンを牽引する作家キム・チョヨプさん、『地図と拳』で直木賞を受賞した小川哲さんの日韓SF作家の対談が実現します!

キム・チョヨプさん

キム・チョヨプ

1993年生まれ。浦項(ポハン)工科大学化学科を卒業し、同大大学院で生化学修士号を取得。在学中の2017年、第2回韓国科学文学賞中短編部門にて「館内紛失」で大賞、「わたしたちが光の速さで進めないなら」で佳作を受賞し、作家としての活動をスタート。短篇集『わたしたちが光の速さで進めないなら』(早川書房刊)は韓国内でベストセラーとなり、韓国の新世代SFシーンを牽引する作家となった。他に長篇『地球の果ての温室で』、第二短篇集『この世界からは出ていくけれど』(ともに早川書房刊)等がある。2021年、キム・ウォニョンとの共著のノンフィクション『サイボーグになる』(岩波書店刊)で韓国出版文化賞を受賞。

小川哲さん

小川哲(おがわさとし)

1986年千葉県生まれ。『ユートロニカのこちら側』でハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。著書に『ゲームの王国』(日本SF大賞、山本周五郎賞)『噓と正典』『地図と拳』(山田風太郎賞、直木賞)『君のクイズ』(日本推理作家協会賞)

【開催概要】
K-BOOKフェスティバル 2023 in Japan

■開催日程
11月25日(土)12:00~18:00
11月26日(日)11:00~18:00

■会場:出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)
神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線)A5出口より徒歩2分

■目的:
1)K-BOOK読者に日韓の本の作り手や売り手の思いを伝える
2)これからK-BOOKの読者となる方に新しい本や作家、書店との出会いのきっかけを届ける
3)参加出版社、全国の書店と協力し、読者がK-BOOKを身近に感じる企画を提供する

■共催:⼀般社団法人K-BOOK振興会、韓国国際交流財団

■主管:K-BOOKフェスティバル実行委員会

■後援:⼀般財団法⼈ ⽇本児童教育振興財団、韓国⽂学翻訳院、韓国出版文化産業振興院、駐日韓国大使館 韓国文化院、李熙健韓日交流財団、アモーレパシフィック財団、永田金司税理士事務所、韓流20周年運営委員会、ソウル市場、株式会社国際エキスプレス、株式会社クオン

参加費:無料

 

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