【会場開催】好きな詩を朗読しませんか? 詩の朗読会-英語、韓国語、日本語、どんな言語でもOK!

※本イベントは会場(チェッコリ)のみでの開催となります

ある日、チェッコリを訪ねてきてくれた一冊の詩集を携えた姜アンリさんに出会いました。これをご縁に企画した詩の朗読会です。

<イベント内容>

姜アンリさんは、在日韓国人ですが、韓国語に触れる機会はないまま、高校からニュージーランドで生活したそう。そんな彼女は英語と日本語で自身の気持ちを綴った詩集『宇宙の塵のためのブルース』を、詩集を専門に扱う出版社ポエムピースから出版しています。
彼女は今、自身のルーツでもある韓国、韓国語にも興味を惹かれ始めたそうです。
そんなアンリさんとチェッコリを通じて、言葉を超えて「詩」でつながってみようと思います。
少しずつ「詩」への関心も高まる中、皆さん自身の好きな「詩」をそれぞれ読み、語り合ってみませんか? もちろん語るのは苦手な人は皆さんの朗読を聞くだけでもOKです。ゆったりと言葉の世界を一緒に楽しみましょう。

アンリさんには英語、日本語で詩を朗読していただきます。

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―ことばと身体の間で揺れ動く粒として―

日本語と英語のあいだで、韓国と日本とのあいだ、家と自分、そして、身体と言葉の間でブランコのように振れてきました。
(中略)

私のパスポートは紺色で、google翻訳に助けてもらいながら韓国領事館でこうしてもらいます。在日2世である父も母も私も韓国語が話せません。韓国は、わたしにとって最も近く、そして最も遠い「家」なのです。
(中略)

私は、遥か昔、人間は言葉を話す以前、自然のあらゆる生き物たちや、風のうたを歌い、その前はあらゆる命と一緒にこの地で踊っていたと信じています。だからこそ、言葉の前に身体があり、そのわたしたちの身体はすべてひとつの細胞で繋がっている、と。
どれほど世界が分断されようとも、人工知能が人間の言葉を凌駕しようとも、私たちはみんな宇宙の小さな小さな粒であり、この青い星をつくる一つの生命体の波なのだと、歌いながら踊りたいのです。

姜アンリさんからのメッセ―ジから一部抜粋。会場にて参加者には全文ご提供します。

 

※会場参加のみのイベントです。オンラインでの配信、アーカイブ視聴はございません。

<プロフィール>
姜アンリ(かん あんり)
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1990年、京都市生まれ。高校・大学時代をニュージーランドで演劇と社会学を学びながら羊たちの群れの中で過ごし、シェイクスピアに興味を持つ。現地で舞踊・演劇作品の演出・脚本・振付を行う。
帰国後、身体と言語の関係性に専心し、各分野を跨いだマルチ・ディサプラナリー・アートパフォーマンスの制作を東京で開始。2017年8月京都にて「京都銭湯芸術祭 MOMOTARO」の企画・制作を担当。都内の企業や高校・大学、様々な業界の老若男女に英語を教えながら、からだと言葉、日本語と英語の波打ち際をめぐる詩の創作に取り組む。2023年4月、詩集『宇宙の塵のためのブルース』を英語と日本語でポエムピースより出版。好きな空間は縁側と海辺。好きなものは、月、青磁色、踊り、あとシュークリーム。

 

<イベント概要>

■日 時:2024年4月12日(金)19:00~20:00
■参加費:イベント参加費1650円(会場のみ)
■会 場:チェッコリ(千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3F)
■定 員:20名
※イベント終了後、ご希望の方は書籍にサインをお入れします。

⇒ お申込みはココをクリック!

【会場参加について】
・会場(チェッコリ)にて人数を絞って開催します
・開演時間の15分前より開場/受付開始いたします
・店頭にアルコール消毒液をご用意しておりますので、ご入店の際は、手指の消毒にご協力お願いいたします

【キャンセルについて】
・事前支払い制のため、万が一体調不良等のご事情があり前日までにキャンセルの連絡をいただいた場合のみ返金手続きを申し受けます。
Peatix上のチケットキャンセルの仕方をあらかじめご確認ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001822284

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