【オンライン】チェッコリ読書クラブ:テーマ本は『破果 』(ク・ビョンモ著、小山内園子訳)

※本イベントはオンライン(zoom)での参加とアーカイブ視聴いただける開催のイベントです。

先月(2024年3月)からスタートした「チェッコリ読書クラブ」。毎月さまざまなテーマ本や時にはおすすめ本を持ち寄って楽しく「韓国の本=K-BOOK」を一緒に楽しみましょう。

<イベント内容>

「チェッコリ読書クラブ」3回目のオンライン開催です。

今回のテーマ本は、話題のノワール小説『破果 』(ク・ビョンモ著、小山内園子訳、岩波書店)です。

稼業ひとすじ45年の女殺し屋が主人公。著者は『四隣人の食卓』(小山内園子訳)でも人気を博したク・ビョンモ。前作では「夢未来実験共同住宅」という奇抜な設定で、「家事労働」「少子化対策」といった韓国社会(いや日本も同じです)の深刻な現実を描き、じわりと背筋が凍る読後感を感じましたが、今作はまた非現実的な「女殺し屋」という設定の中で、「性差」「老い」といった現実の問題をも突き付けてくるキラー小説です。テンポのいい展開と登場人物たちそれぞれの人生に思いを馳せ、最高のエンターテインメントを楽しめる作品です。

サスペンス・ミステリー好きの方にはもちろんのこと、韓国ノワール映画が好きな人にも気に入っていただける1冊ではないかと思っています。爪角(チョガク)の華麗なる闘いの姿にきっと惚れ惚れすることでしょう。
ぜひ一緒に感想を語り合ってみましょう。
もちろん未読の方で、すごく気になっていたの、という方もご参加いただけます。

そしてモデレーターは東京・赤坂にある書店「双子のライオン堂」の店主・竹田 信弥さんです。
これまでに手掛けた読書会はなんと600回!「読書会の申し子(?)」の竹田さんのリードがあるので、安心してご参加いただけます。

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『破果』
ク・ビョンモ著/小山内園子訳/岩波書店/2022年12月)
⇒ 詳しくはコチラから

<モデレータープロフィール>

竹田 信弥(たけだ しんや)

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東京赤坂の書店「双子のライオン堂」店主。東京生まれ。文芸誌「しししし」発行人兼編集長。「街灯りとしての本屋」構成担当。単著『めんどくさい本屋』(本の種出版)、共著『これからの本屋』(書誌汽水域)、『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)など。FM渋谷のラジオ「渋谷で読書会」MC。好きな作家は、J・D・サリンジャー。
・双子のライオン堂・公式サイト https://liondo.jp/
・双子のライオン堂・YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC27lHUOKITALtPBiQEjR0Dg/videos

<イベント概要>

■日 時:2024年8月20日(火)19: 00~20: 30
■参加費:イベト参加券1,200円(税込)
⇒ 書籍の購入はコチラから
■定 員:オンライン(zoom)20名

⇒ お申込みはコチラから

【オンライン参加について】
・開演時間の10分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのミーティング機能というサービスを使用いたします(※オンライン上でも講師・ゲストと一緒に楽しんでいただくために、任意で参加者のお顔や音声を出すことができます)
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます
・チェッコリイベントのアーカイブ視聴期間が1カ月になりました。ぜひご利用ください。オンタイム配信とアーカイブ視聴(イベント日以降1カ月間)でお楽しみいただけます。アーカイブ視聴につきましては、開催日翌日、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
・Peatixの参加者ヘルプにオンラインイベントへの参加方法がまとめられていますので、ぜひご一読ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587

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