【店内開催】チャン・ソク詩選集『ぬしはひとの道をゆくな』刊行記念 日韓の詩人+翻訳家の鼎談と、韓国詩の翻訳ワークショップ

※本イベントは会場(チェッコリ店内)のみ開催のイベントです。

クオンから出版した『チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな』の出版を記念したトークイベントと詩のワークショップを開催します。
このイベントは、クオンと韓国の「KYOBO 大山文化財団」と共催で行われます。

<イベント内容>

この秋に刊行された詩集『ぬしはひとの道をゆくな』を記念して、チャン・ソク詩人と日本の四元康祐詩人、そして翻訳家の戸田郁子さんの鼎談を開催します。

今年67歳になるチャン・ソク詩人は1980年、23歳のとき、朝鮮日報の新春文芸で詩人としてデビューしたものの、その後40年の間、詩を発表することなく過ごし、63歳で初めての詩集を発表しました。軍事独裁政権下で、一度は詩人になる夢を諦めた人が、熟年になって再び詩作を行い、韓国ではこれまで5冊の詩集を出されました。

そのチャン・ソク詩人と、社会経験の豊富な、同世代の詩人で『月の光がクジラの背中を洗うとき 48カ国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』(2022年2月、クオン刊)にも参加いただいた四元康祐 さんの、日韓二人の詩人が語り合う、深い詩の世界。成熟した感性が響き合う、心温まる時間を過ごしましょう。

後半は、チャン詩人の詩を使った翻訳のワークショップを行います。言葉を紡いでゆく喜びを、ぜひ味わってみてください。

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『チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな』
チャン・ソク 著、戸田郁子 訳、クオン
定価2,000円+税

<プロフィール>

チャン・ソク(張碩 장석)

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1957年釜山生まれ。ソウル大学国語国文学科に在学中の1980年、朝鮮日報新春文芸の詩部門に「風景の夢」が選ばれ詩人としてデビュー。
その後40年間、詩を発表することはなかったが、2020年に第一詩集『愛はようやくいま生まれたばかり』と第二詩集『この星の春』 を刊行。以降『海辺にうっぷしている子どもに』『煤けた告白』『木炭スケッチ集』と詩集を立て続けに出している。

四元康祐(よつもと やすひろ)

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1959年、大阪生まれ。
1986年アメリカ移住。1994年ドイツ移住。
1991年第1詩集『笑うバグ』を刊行。
『世界中年会議』で第3回山本健吉賞・第5回駿河梅花文学賞、『噤みの午後』で第11回萩原朔太郎賞、『日本語の虜囚』で第4回鮎川信夫賞を受賞。
2020年3月、34年ぶりに生活の拠点を日本に戻す。

戸田郁子(とだ いくこ)

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韓国在住の作家、翻訳家、編集者。
仁川で100年前の日本式木造家屋を再生し「仁川官洞ギャラリー」を運営中。中国朝鮮
族の古い写真を整理した『東柱(トンジュ)の時代』『記憶の記録』『われらは国の王』、資料集『モダン仁川』『80年前の修学旅行』、口承されてきた韓国民謡を伽倻琴の楽譜として整理した『ソリの道を探して』シリーズなど、文化や歴史に関わる本作りを行っている。著書に『中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶』(岩波書店)、『悩ましくて愛しいハングル』(講談社+α文庫)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)など、翻訳書に『ぬしはひとの道をゆくな』(チャン・ソク著、クオン)『黒山』(金薫著、クオン)など多数がある。

<イベント概要>

■日 時:2024年12月13日(金)19: 00~20: 30
■参加費:イベント参加券2,200円/イベント参加+書籍付き券4,600円(税、送料込み)
■定 員:会場(チェッコリ)20名

⇒ お申込みはコチラから

※書籍付券を購入の方には、サイン入り書籍をイベント終了後に一斉に送ります
※会場参加の方は、サイン会を実施します

【会場参加について】
・会場(チェッコリ)にて人数を絞って開催します
・開演時間の15分前より開場/受付開始いたします
・店頭にアルコール消毒液をご用意しておりますので、ご入店の際は、手指の消毒にご協力お願いいたします

【キャンセルについて】
・申込フォーム(Peatix)での事前入金となりますため、開催日前日までのキャンセルについてのみ返金可能です。開催日当日のやむを得ないキャンセルの場合には、必ず電話でチェッコリまでご連絡ください。開始時間以降のキャンセルはシステムの都合上、承ることができませんので、あらかじめご了承ください。

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