実例で学ぶ「初めての文芸翻訳」

現在、K-BOOK振興会、株式会社クオンが主催している「2017年 日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」には大勢の皆さんが関心を寄せていただき、ありがとうございます。
本当に多くの皆さんが「翻訳」に挑戦しようとされていることを実感し、そんな皆さんに先輩翻訳家の方から、初めて「文芸翻訳」に取り組んだ際の経験談を伺う機会を設けたいと思い、クオンの「新しい韓国の文学」シリーズ第6弾『設計者』を担当されたオ・スンヨンさんにお越しいただくことになりました。奮ってご参加ください。

 

<イベント内容>

私が初めて文芸作品の日本語翻訳を手がけたのは、クオンの「新しい韓国の文学シリーズ」第6弾『設計者』でした。
翻訳のことを考えたこともないのに、ある日突然、韓国の長編小説を訳すことになったきっかけから、文芸翻訳の楽しさと難しさ、さらに韓国語ネイティブである私が日本語翻訳の困難をどうやって乗り越え作品を完成させたかなど、、、そんな経験を『設計者』の文章を実例にして、みなさまと共有したいと思います。
そして、とても大切な出逢いとなった『設計者』の作家キム・オンスさん、「編集者」の方とのエピソードについてもお話いたします。

 

<プロフィール>

呉順瑛(オ・スンヨン)
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韓国生まれ、1995年日本留学。2007年、東京学芸大学連合大学院で博士号取得(日本近・現代文学専攻)。学習院大学・大妻女子大学で韓国語と日本文学の講義をする傍ら、新大久保語学院池袋校の校長として韓国語教育にも携わっている。
著書に、翻訳書『設計者』(CUON/2013年)、韓国語テキスト『楽しく学ぶハングル2』(共著/白帝社/2009年)、『楽しく簡単に有効にTravel English』(DEKIRU出版/2017年)。2008〜9年『NHKまいにちハングル講座』に随筆連載、2016年から現在、韓国の文芸誌『文学四季』に特別企画として論文連載中。
ねる前の読書、時間を見つけて小説を書くことが至福のひととき。

 

<イベント概要>

■日時:2017年12月15日(金)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申し込みはココをクリック!

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