【満席になりました】徐京植先生が語る「日本リベラル派はどのように頽落したのか」

徐京植先生に、1年ぶりにご登壇いただくことになりました。
昨年出版された『日本リベラル派の頽落』を元に今回は今の社会についてお話いただきます。

 

<イベント内容>

社会ではヘイトスピーチが蔓延し、排外主義が広く浸透している。政治権力は敵愾心を煽って改憲を推し進めようとしている。
一方で、そうした動きに対して制動力を発揮すべき「リベラル派」は分裂と頽落(頽廃しつつ転落する)のスパイラルを脱け出ることができない。この悲観的な状況はいつから、どのように起きてきたのか。「植民地主義」「国民主義」「他者認識」などをキー概念として、過去30年の歴史を振り返りながら考える。

参考文献:徐京植『日本リベラル派の頽落』(高文研)
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<講師プロフィール>

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徐京植(ソ・キョンシク):作家、東京経済大学。1951年京都市生まれの在日朝鮮人。現代世界に約600万人存在するコリアン・ディアスポラの一員。世界各地で美術作品を見て歩き、『私の西洋美術巡礼』(みすず書房1990年)、『ディアスポラ紀行』(岩波新書2000年)、20世紀前半ドイツの芸術を論じた『汝の目を信じよ!』(みすず書房2010年)、『越境画廊―私の朝鮮美術巡礼』(論創社2015年)、『抵抗する知性のための19講』(2016年)などを出した。美術関係以外の著作も『在日朝鮮人ってどんなひと?』(平凡社2012年)など多数。

 

<イベント概要>

■日時:2018年2月1日(木)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ 満席になりました

 

 

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