【満席となりました】尹東柱に心寄せて~詩と音楽の夕べ~

「尹東柱の詩に曲をつけてくださっているんです」と、キョンアさんからお伺いしたのは1年ほど前でした。
そしてやっとその曲を披露していただけることになりました。
今回は作曲家のアン・ソンヒョクもお招きして、命日でもあるこの日、じっくりと尹東柱の詩と音楽の世界を楽しみながら、彼への思いを馳せてみましょう。

 

<イベント内容>

2月16日は朝鮮の詩人 尹東柱が1945年、福岡刑務所で亡くなった日です。
そこで今回は、韓国から作曲家アン・ソンヒョク氏を招き、彼が尹東柱の詩に触発され書いた作品と、詩と音楽をテーマに、朗読を交えつつ、尹東柱とその詩の魂に向けて演奏します。

 

曲目⬛(順不同)
アン・ソンヒョク/「チョプキョン~蝶の」、「序詩」
An Sunghyuk/〈Cheup Kyeong〉〈Prologue〉

ロベルト・シューマン/アダージョとアレグロ
Robert Schuman/Adagio und Alleglo

オリヴィエ・メシアン/「世の終わりのための四重奏曲」より“イエスの永遠性への賛歌” “イエスの不滅性への賛歌”
Olivier Messiaen/“Louange à l'Éternité de Jésus” &“Louange à l'Immortalité de Jésus” from 〈Quartuor pour la fin du temps〉

その他...
※プログラムは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

 

演奏⬛
野村祥子 Nomura Sachiko/violin
任炅娥 Im Kyong-A/cello
大野真紀 Ono Maki/piano
アン・ソンヒョク An Sunghyuk/composition

 

<演奏者プロフィール>

野村祥子 Nomura Sachiko/violin
野村祥子
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学、同大学院修士課程を修了。2010~14年、佐渡裕氏が芸術監督を務める、兵庫芸術文化センター管弦楽団に在籍。2013年、フランスのfugato音楽祭ヴァイオリンコンクールにて、二位及び聴衆賞受賞。これまで、複数の国際音楽祭に奨学生として参加、祝祭管弦楽団の一員として、世界各地の演奏会に出演。現在、日本サロンコンサート協会、及び、いろはリズムのメンバーとして、全国各地の小学校で音楽体験授業を行うなど、青少年育成事業に携わっている。また、都内にて三度のデュオリサイタルを開催、ソロ、室内楽等、積極的に演奏活動を行っている。これまでに、ヴァイオリン、室内楽を藤原浜雄、佐藤一紀、三輪郁、堤剛、Albert Lottoの各氏に師事。

 

任炅娥 Im Kyong-A/cello
任キョンア

宮城県仙台市出身。東京音楽大学器楽科を経て、同大学院科目履修修了。在学中、オーディション合格者による室内楽コンサートに出演。2009・2013年<ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン>の無料コンサートに出演。2014年に公開された福島・飯館村のドキュメンタリー映画「遺言~原発さえなければ~」の音楽演奏を担当。2017年、クラシックオーディション合格、新進音楽家コンサートに出演。現在、ソロ、室内楽、オーケストラ等で演奏し、またチェロ講師として後進の指導も行っている。オーケストラ・トリプティーク団員、NPO法人いろはリズム副理事。

 

大野真紀 Ono Maki/piano
国立音楽大学附属中学校、高等学校を経て国立音楽大学卒業。ドイツ国立ドレスデン音楽大学卒業、ドイツ・ディプロームピアニストを取得。又同大学院修了。2007年ドイツ国家演奏家資格取得。五十嵐稔、堀江志磨、デットレフ・カイザー各氏に師事。ドイツ学術協会(DAAD)奨学生とし、英国王立音楽院クリストファー・エルトン教授のものドイツマイスターコースに参加。日本音楽クラシックコンクール好演賞受賞、第2回万里の長城杯国際コンクール第2位(第1位なし)受賞。ドイツ・ザクセン州ベートーヴェンプロジェクトに参加、選抜によりドイツ国立医療ホールにてコンサートに出演。岡山大学、アメリカ・アーヴァインヴァレー大学よりゲストアーティストとして招待されコンサートに出演。日本を拠点にドイツ、イギリス、エストニア、アメリカ合衆国、韓国、にてソロ・室内楽の演奏活動を広げる。帝京短期大学、帝京平成大学ピアノ講師。
Website: https://maki-ono.amebaownd.com/

 

アン・ソンヒョク An Sunghyuk/composer
牧園大学校音楽教育科 作曲専攻。ドイツのドレスデンCarl Maria von Weber国立音楽大学Examen 作曲科卒業。作曲をイム・ピョンヨン、キム・ヨンギル、カン・ソッキ、リュウ・ジェジュン、J. Herchet, G. Schwarzeに、指揮をイム・ピョンヨン、ユン・ハグォン、ユン・ウィジュン、K. Sandmannに師事。
オペラ「あなたは知ってますか」、ミュージカル「賢い風が吹いてくる」、「姜居士のおはなし」(忠南文化芸術教育センター 公募事業選定) 「三峰 鄭道伝」 などを発表。
今年2018年は、米国オハイオ州 ライト州立大学管弦楽団で“Das Urlicht”が演奏予定のほか、4月にソウル市・芸術の殿堂管弦楽祝祭で大田市立交響楽団により管弦楽曲“Das Urlicht”が改作初演予定。5月には米国シカゴでピアノ作品が、8月にソウル、10月に大田と大坂(日本)で合唱曲が演奏予定である。
現在、牧園大学校講師 、ソウル・サムグァン教会 ホザンナ聖歌隊指揮者、ソウル・セントラル男性合唱団 作/編曲委員、Andiemusik Philharmonia 常任作曲家、21世紀楽会、創楽会, DCMA会員, M-Project会員。

 

<イベント概要>

■日時:2018年2月16日(金)19:30~21:00
■参加費:2500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ 満席となりました

 

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