CHEKCCORI読書会ー2018年３月のテーマは『誰でもない』
３月のCHEKCCORI読書会は、ファン・ジョンウン著『誰でもない』（晶文社刊）です。
１月に刊行された今、韓国でももっとも期待されている若手女性作家の一人、ファン・ジョンウンの待望の邦訳本。
３月には早速もう１冊邦訳本が出版予定。そして４月には作家を招いたイベントも開催予定と聞いています。
そんな作家の作品、ぜひ読んでおきたいものですね。
＜イベント内容＞
3月の読書会の課題本は、晶文社の〈韓国文学のオクリモノ〉シリーズ第４弾『誰でもない』（斎藤真理子訳 ファン・ジョンウン著）です。
普段、無意識に目にしている光景、人、何気なく使っているものを丁寧に掬い取ることで、社会に一石を投じている作品集です。
日々の出来事を簡単に「何でもない」ことにしてしまっていないか、自分自身や他人を「何でもない」人にしてしまっていないか、『誰でもない』から考えていきたいと思います。
普段、無意識に目にしている光景、人、何気なく使っているものを丁寧に掬い取ることで、社会に一石を投じている作品集です。
日々の出来事を簡単に「何でもない」ことにしてしまっていないか、自分自身や他人を「何でもない」人にしてしまっていないか、『誰でもない』から考えていきたいと思います。
＜モデレーター＞
五十嵐真希：東京生まれ。早稲田大学卒業後、法律事務所に勤務。『韓国・朝鮮の知を読む』（クオン）の翻訳に参加。共訳に『朝鮮の女性（1392-1945）－身体、言語、心性』（クオン）、『銭の戦争』（竹書房）。長編小説『満州夫人』（李吉隆著）をかんよう出版より刊行。K-BOOK振興会の公式サイト「K-文学.com」管理人。
⇒ http://www.k-bungaku.com/
＜イベント概要＞
■日時：2018年3月27日（火）19:00～20:00
■参加費：1000円（ワンドリンク付き）
■定員：30名