2018年GW特別企画「CHEKCCORIシネマウィーク」

昨年、好評をいただいたので、今年もやります!
2018年の「CHKECCORIシネマウィーク」です。

IMG_8276

今回はチェッコリにぴったりの「映画と文学」をテーマに古くは1968年から、2006年の作品まで小説を原作とした映画4本をお届けします。
ぜひ原作ともども映画をお楽しみください。

<上映作品>

■5月2日(水) 『무녀도』(1972年/カラー/110分)
監督:최하원(チェ・ハウォン)

あらすじ:モファ(ユン・ジョンヒ)は有名な巫女がだが、年をとり、神霊も昔ほどではない。 息子ウギ(シン・ヨンイル)が、キリスト教を信仰していると知り、モファは怒り、ウギに入った邪気を追うとし、クッを行なって聖書を裂く。そしてちょうど水死した若い未亡人の死体を探すための儀式が行われるが、人々はもうモファを頼りにすることもなく。。。

1970年代の代表的文芸映画で、金東里の同名小説を映画したある作品。特に、今回に上映される<ムニョド>は2016年韓国映像資料院のデジタル復元作業を通じて再誕生したバージョンである。

 

 

■5月3日(木) 『카인의 후예』 (1968年/モノクロ/107分)
監督: 유현목(ユ・ヒョンモク)

あらすじ:解放、翌年の平安道日向村。解放後初めて迎える3・1節慶祝の宴でにぎわう村に保安所長(ジャンドンフィ)が率いる朝鮮労働党幹部らが到着し、土地改革に着手する。そこで 農民総書記が殺害される事件が起き、労働党はパク・フンに殺人の疑いを着せる。時代が変わり、パク・フン家の小作農たちを管理していたパク・ノシクは、労働党員になって粛清事業の先鋒に立つのだった。

황순원(黃順元)の 1954年の同名作品の映画化。

■5月4日(金・祝)『나그네는 길에서도 쉬지 않는다 』(1987年/カラー/104分)
監督: 극영화(ク・ヨンファ)

あらすじ:ある冬、スンソク(キム・ミョンゴン)は江原道に旅に出る。 3年前に死んだ妻(イボヒ)の遺灰を東海の「ムルチ」を探す。彼は妻の骨を妻の故郷である北の地に埋めてあげたい行くことができない。海岸沿いに遺骨を埋めようとした彼は、海岸警備員にも追い出される。彼は偶然旅館で重い病に倒れている老人と彼に仕える看護師(イ・ボヒ)に会う。北朝鮮が故郷だと言う老人は、できれば北の近くで死にたいと願うが、彼の息子にはそれが理解できなかった。

1985年李箱文学賞受賞作であるイ・ジェハの同名小説を映画化した作品。

 

■5月5日(土・祝) 『천년학』(2006年/カラ―/106分)
監督: 임권택(イム・クォンテク)
あらすじ:ドンホ(チョ・ジェヒョン)とソンファ(オ・ジョンヘ)は唄い手だった養父の元兄姉として育つが、いつの間にかお互いに切ない心を持つようになる。しかし、ドンホは、心の中で思い続ける人を姉と呼ぶべき苦しみに耐えることができず、家を出てしまう。そしてその数年後、養父が亡くなったと知らされたはドンホだった。

李清俊(イ・チョンジュン)の'仙鶴洞旅人'を脚色した作品で、韓国初100万観客動員記録を立てた「西便制(ソピョンジェ)」(1993)の後編であり、イム・クォンテク監督の100作目となる作品である。

 

 

 

<イベント概要>

■日時:5月2日(水)~5月5日(土・祝) 各日11:15受付開始、11:30上映開始~終了まで
■参加費:1000円(ワンドリンク付き、資料代として)
■定員:各20名

⇒ お申込みはコチラから

カレンダーを表示