「私と韓国と○○」シリーズ第2弾【李清俊:『あなたたちの天国』その後】

「私と韓国と○○」シリーズ第2弾をやっと開催いたします。
今回は東アジア・朝鮮の歴史をより深く学ぼうと韓国語学習を始め、
その過程で李清俊の作品に出会って全集の読解に取り組んでいらっしゃるという東 昌宏(あずままさひろ)さんに登場いただきます。

 

「私と韓国と○○」シリーズとは、チェッコリのお客様から韓国に関連したいろいろな趣味やフィールドワークを楽しんでいらっしゃる方が講師となって、トークイベントを開催するシリーズです。

 

<講師のコメント>

李清俊(1939-2008年)は、映画『風の丘を越えて』(1993年)の原作者として注目されましたが、韓国では百刷を越えて読み継がれている代表作『あなたたちの天国』(1976年)が日本語訳で読めるようになったのは、2010年(姜信子訳・みすず書房)でした。しかも彼は、その後10本もの長編を書き継ぎ、最期までさらに深い歴史の層に自らの恨(ハン)の根源を探っていました。昨年完結した「文学と知性社」版全集(全34巻)にもとづいて李清俊の小説世界について考えてみます。

 

<講師プロフィール>

東 昌宏(あずま・まさひろ)
180515

1956年、徳島県に生まれる。中学の「国語教師」として20年、学校図書館に立てこもりつつ、奈良、東北、水俣、沖縄に通い、エスペラントを使ってチェコ、キューバ、スウェーデンを訪ねた後、52歳で依願退職、坐禅に専念する妻と鎌倉に隠遁、F.KAFKAと東アジアの近現代史を読み直して東学農民戦争120周年(2014年)を迎え、その世界史的意義に目覚めて韓国語学習を開始、李清俊を道しるべとして旅する途上。

 

<イベント概要>

■日時:2018年5月15日(火)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申込みはココをクリック!

 

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