激動する朝鮮半島を学ぶ -分断から平和、そして統一へ

目まぐるしい朝鮮半島情勢について、帝京大学准教授で日本経済研究センターの特任研究員の李 燦雨(イ・チャヌ)先生にお話を伺います。

 

<イベント内容(講師より)>

戦争が起こるかと緊張感が広がった朝鮮半島に平和のプロセスが動いている。一つの軸は南北朝鮮関係の改善と平和定着、そしてもう一つの軸が米朝関係の正常化を促す朝鮮半島非核化である。これに中国とロシアのアプローチが見えてくるが、日本の関与は揺れている。今、表舞台の裏で何が動いて、各国は損得のソロバンをどう弾いているのか、2017年からの動きを精査する。北朝鮮が持つ力と機会、そしてリスク認識、一方、韓国が持つ力と機会とリスク認識を追ってみると中ロや日米が朝鮮半島に関与してきた力の構造が変わっていくことが見える。新しい北東アジア秩序が生まれようとする現在、日本の方向はどこに向けて行く。

 

<プロフィール>
180627

李 燦雨(イ・チャヌ)
韓国鎮海市生まれ、小学生の時からソウルで生活しソウル大学国史学科卒業。いろいろ社会経験と徴兵を経て、企業研究所に就職。1994年に日本政府のJETプログラムで新潟市の環日本海経済研究所2年勤務。1996年から3年間は韓国に戻り企業研究所で勤務、大統領諮問機構である民主平和統一諮問会議の常任委員を務める光栄もあったが、アジア通貨危機の中1999年に日本に経済難民。環日本海経済研究所にて客員研究員を経て、東京の笹川平和財団の汎アジア基金室の室長を務める。2012年から帝京大学に移り経済、経営、国際関係などを教え、現在准教授。2015年からは日本経済研究センターの特任研究員を兼務していている。

 

<イベント概要>

■日時:2018年6月27日(水)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申し込みはココをクリック!

 

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