著者来日! 絵本『오늘은 5월18일』に描いた思いを語る

「韓方的な生き方」シリーズの講座を開催いただいているキム・ソンミン先生(光州出身)が、絵本『오늘은 5월 18일(今日は5月18日)』の作家であるソ・ジンソンさんとお友だちであると伺い、早速お願いして東京にお越しいただくことになりました。作家の思いをしっかり受け止めてみませんか?

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<イベント内容(講師より)>

1980年5月のある日、光州の全南大学師範大学付設高校3年生だった私は

“急いで下校せよ!”という先生の言葉に校門を出て
家に帰る街中で初めて無差別的な死を目撃しました。

『오늘은 5월 18일(今日は5月18日)』は、
私の近所に住んでいた友人の話であり、友人の話は私自身の話でもあります。

戒厳軍の攻撃に対抗し、民主化のための闘争に乗り出した友人は戻って来ませんでした。
小学生だった友人の弟の目に映った1980年5月の光州、
永遠に会えない姉を慕う弟の胸の中に
その日はどのように記憶されるべきか!
そして、
今日を生きる私たちは何ができるのか!に対する話をさせていただきます。

 

<プロフィール>

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ソ•ジンソン:釜山で生まれ、光州で学生時代を過ごす。朝鮮大学校美術大学を卒業して、ソウルへ上京して雑誌社に就職、イラスト作業をしながら、子供のための図書の出版社に勤務。長年仕事を続けながらも心の片隅ではいつも私の声を出したい気持ちが占領していた。47歳になった頃、自分自身の本を作るために韓国ヒルズ絵本の勉強を再開し、私自身の描きたい物語を模索する中、高校3の時に経験した光州民主化運動が蘇ってくる。その記憶をもとに『오늘은 5월 18일(今日は5月18日)』という最初の作品が2013年に出版する。
その後『엄마에게( お母さんに)』という作品が2017年ボローニャ国際児童図書展に招待される。現在、三番目の作品である父についての本の出版を準備中。

<イベント概要>

■日時:2018年10月12日(金)19:00~20:30 ※通訳付き
■参加費:2000円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申し込みはココをクリック!

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