済州島を学ぶ:絵本『나무 도장』を読む会

済州島を学ぶシリーズの第2回は、絵本『나무 도장』を読む会を開催します。
そして韓国の絵本といえば、元チェッコリ店長の渡辺奈緒子さんでしょうということで、初めて講師としてチェッコリイベントに登場してもらうことにしました。奈緒子さんと一緒に『나무 도장』から、済州四・三事件について考えてみましょう。

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<イベント内容>

「済州島四・三事件」を題材とした『나무 도장(木のはんこ)』という絵本があります。虐殺の現場でたったひとり命を救われ、何も知らず13才になった女の子「シリ」のお話です。シリを救い育てたのは、シリの実の家族を殺した討伐隊の側の人たちでした。

2016年にこの絵本が出版されて以来、韓国では作者のクォン・ユンドクさん、出版社「平和を抱く本」を中心にさまざまなイベントが開催され、歴史の闇に葬られてきた「済州島四・三事件」に絵本を通して向き合おうという動きが起きています。チェッコリでも2016年にクォン・ユンドクさんをお招きし、この絵本に込められた思いをお聞きしました。

「四・三事件」70周年を迎える今、わたしたちも『나무 도장(木のはんこ)』をもう一度読み直し、「四・三事件」について一緒に考えてみませんか。

 

<プロフィール>

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渡辺奈緒子:チェッコリの元店長。1983年生まれ、韓国ソウル育ち。
〈専門分野〉第二言語習得、日本語教育、多読、韓国の絵本
東京恵比寿にて語学教室「ことばの森ソルレム」を運営、NPO多言語多読にて韓国語の絵本を読む「韓国語多読の会」を主宰。
「韓国語多読の会」のほか、絵本の翻訳や絵本展の開催などを通して韓国の絵本を日本に紹介している。
訳書『かみになっちゃったパパ』(ワールドライブラリー)など。

 

<イベント概要>

■日時:2018年10月6日(土)12:00~13:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申し込みはココをクリック!

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