あっという間にチェッコリ初回入荷分は売り切れてしまった話題の一冊『運命　文在寅自伝』について、ぜひチェッコリでのトークイベントをとお願いし、解説を書かれたクォン・ヨンソクさんがお越しくださることになりました。「知られざる実態」とは興味津々です。

＜イベント内容＞

2017年5月にスタートした文在寅政権は、朴槿恵前大統領の弾劾を導いた市民による「キャンドルデモ」のうねりのもとで生まれました。
日本でも刊行された『運命　文在寅自伝』で解説を書かれたクォン・ヨンソクさんは、文大統領誕生の背景として、故・盧武鉉大統領の存在、そしてポップカルチャーが果たしてきた役割に触れないわけにはいかない、と言います。話題の『1987』から『王になった男』『弁護人』まで、鍵となる映像作品や動画の紹介も交えながら、「キャンドル大統領」の知られざる実像と試練、その可能性について語っていただきます。

＜プロフィール＞

クォン・ヨンソク（権容奭）
一橋大学大学院法学研究科准教授。ポップカルチャーに強い国際政治学者。1970年、韓国・ソウル生まれ。子供の頃から父親の仕事の都合で日韓を行き来し、日韓の境界人として生きている。専門は東アジア国際関係史。
著書に『「韓流」と「日流」――文化から読み解く日韓新時代』（ＮＨＫブックス）、訳書に『イ・サンの夢見た世界――正祖の政治と哲学』（上・下、キネマ旬報社）など。

＜イベント概要＞

■日時：2018年12月13日（木）19:00～20:00
■参加費：無料
■定員：30名

⇒　満席となりました