小此木政夫先生の「朝鮮分断(2)─米ソ冷戦と二つの朝鮮」

NHKの朝の情報番組「あさイチ」をご覧になられて、お出でくださった小此木政夫先生に、早速トークイベントをお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
ご著書『朝鮮分断の起源』をベースに2回にわたって、お話いただく、2回目です。
南北関係に目が離せない今だからこそ、お伺いしたい内容です。

第1回は2月2日(土)12:00~ ⇒ お申込みはココをクリック!

<イベント内容>

戦後、38度線を挟んで、米ソの朝鮮政策が衝突しました。民族自決を掲げて、朝鮮の将来の「自由・独立」を誓約しつつも、米国は朝鮮を米ソ中英による国際的な信託統治の下に置こうとしました。他方、地政学的な不安感に駆られて、ソ連は解放した北朝鮮にソ連の安全に寄与する体制を構築しようとしました。ソ連はそれを「極東のポーランド」にしようとしたのです。冷戦の進展とともに、朝鮮分断が不可避になりました。

 

<プロフィール>

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小此木政夫(OKONOGI, Masao)。慶應義塾大学名誉教授
1945年生まれ。専門は朝鮮半島政治論・国際政治論。1969年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。1972-74年に延世大学大学院、1981-82年にハワイ大学、ジョージ・ワシントン大学研究員。慶應義塾大学法学部助教授、教授、法学部長。法学博士。現代韓国朝鮮学会初代会長。日韓共同研究フォーラム日本側座長、日韓歴史共同委員会日本側幹事などを務める。2011年に慶應義塾大学を定年退職。現在、日韓フォーラム日本側座長。著書に『朝鮮戦争』(中央公論社)、『朝鮮分断の起源』(慶應義塾大学出版会)、その他多数。

 

<イベント概要>

■日時:2019年2月7日(木)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■店員:30名

⇒ お申込みはココをクリック!

 

 

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