在日文学の魅力を知る会

4月13日(土)東京YMCA国際ホールで、韓国文学翻訳院主催で「在日コリアン文学シンポジウム」が開催されます。
この開催を前にチェッコリでは「在日文学(チェッコリでは在日文学と表します)」の魅力を知る会を開催することにしました。講師には翻訳家のきむ ふなさんと、金石範文学研究者の趙秀一さんのお2人です。
この機会に在日文学について学んでみませんか?

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<イベント内容>

『在日朝鮮人女性文学論』の著者で翻訳家のきむ ふなさんからは、「在日文学」の始まりから今日までの流れやその特徴について学びます。そして東京大学大学院で金石範文学を研究している趙秀一さんには、金石範文学の魅力についてお話いただきます。
在日文学の全体像と、そして在日文学を代表すると言って過言ではない金石範文学で実際の在日文学の魅力を知る会です。

 

<プロフィール>

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きむ ふな
翻訳者。韓国生まれ。韓国の誠信女子大学、同大学院を卒業し、専修大学日本文学科で博士号を取得。翻訳書に、ハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』、チョン・ミギョン『夜よ、ひらけ』(以上、クオン)、津島佑子・申京淑の往復書簡『山のある家、井戸のある家』、孔枝泳『愛のあとにくるもの』、『いまは静かな時—韓国現代文学選集』(共訳)など、著書に『在日朝鮮人女性文学論』がある。韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。

 

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趙秀一(チョウ・スイル)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程在学中。〈済州島四・三事件を考える会・東京〉実行委員。建国大学校日語教育科卒業。2016年度日本学術振興会特別研究員(DC2)。
主要論文は、「格闘することばの世界―金石範「万徳幽霊奇譚」を中心に」『言語態』第15号、東京大学駒言語態研究会、2016「金石範「看守朴書房」論―歴史を現前させる物語」『朝鮮学報』第244輯、朝鮮学会、2017「金石範『火山島』論―重層する語りの相互作用を中心に」『社会文学』第47号、日本社会文学会、2018

 
<イベント概要>
■日時:2019年4月2日(火)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ お申し込みはココをクリック!

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