著者来日! 作家と語る 韓国絵本の新しい流れ

昨年あるイベントでお会いした際に「面白い絵本があるんですよ!」と、お話を聞いていた絵本が邦訳出版されました。その新しい絵本の魅力について、そして著者のパク ジォンチェさんにも登場いただきます。

91TWuwMhuoL

<イベント内容>

近年、魅力的な新刊の刊行がつづいている韓国の絵本。その表現の新しさとはどこにあるのか。前半では長年絵本の研究、紹介にたずさわっている申明浩さん、広松由希子さんに、韓国絵本の新しい流れについて語っていただきます。さらに後半は、『ヒキガエルがいく』で初の邦訳出版をはたした注目の絵本作家、パク ジォンチェさんをお招きします。美しくも写実的な描写と、太鼓の「音」のみで書かれたテキストという、その斬新な作品世界にぜひ出会ってください。

19072401

19072402
<プロフィール>

パクジォンチェ
1976年、韓国生まれ。2002年、国立全北大学芸術学部卒。キャラクター・デザイナーを経て、フリーのイラストレーターに。2013年の絵本デビュー作『ぼくのパンツ』は、韓国の文化体育観光部の優秀教養図書に選ばれた。2014年4月16日に起きたセウォル号の惨事に突き動かされ、「自分の話ではなく、私たちの話を描きたい、他人の痛みを受け止める作家になりたい」と願うようになり、『ヒキガエルがいく』を描く。本作は、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)2017に韓国代表の作品として選ばれ、日本でも各地の美術館を巡回中。

申 明浩(シンミョンホウ)
東京大学大学院総合文化研究科表象文化論博士課程満期退学。現在、大学で絵本論や韓国語を教えるほか、日本と韓国で執筆、翻訳、絵本論の講座をおこなっている。

170218

広松由希子( ひろまつゆきこ)
編集者、赤ちゃん文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経てフリーに。絵本の文、評論、翻訳、展示企画などを手がけ、国内外の絵本コンペの審査員も多くつとめる。

hiromatsu

 

<イベント概要>

■日時:2019年7月24日(水)19:00~20:30 ※通訳付き
■参加費:2000円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ 終了しました

カレンダーを表示