【満席になりました】ポジャギに包んだ大切なものって何?――絵本『チェクポ』の温もりのありか

福音館書店の絵本『チェクポ おばあちゃんがくれたたいせつなつつみ』刊行を記念して、詩人でありポジャギコレクターでもある、ぱく きょんみさんにお越しいただき、お話を伺います。もちろんコレクションのポジャギも見せていただきます。

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<イベント内容>

韓国語で、大切なものをおおったり、包む布をポジャギといいます。1988年、ソウルで開かれたポジャギの大展覧会を見てから、わたしもすっかり魅了され、その世界を追いかけてきました。なかでも、布のはぎれを継いだチョガッポの豊かな色彩と造形感覚には、これをちくちく縫ったひとたちの情愛にふれるようでいつも心がわくわくします。

絵本『チェクポ』は、韓国の暮らしのなかでポジャギが親しまれていた、ちょっと昔のおはなし。キムチのおかずだけのお弁当、教科書、筆記用具を包んだ「チェクポ」はおばあちゃんの手作り。わたしの集めたチョガッポのコレクションやおばあちゃんのチマチョゴリを広げながら、その温もりのありかをたどります。

 

<プロフィール>

ぱくきょんみ

parkkyonmi

詩人。
1956年東京生まれ。
第一詩集『すうぷ』(紫陽社)を1980年に出版して以来、詩やエッセイをさまざまな媒体に掲載。
主著に詩集『すうぷ』(ART+EAT BOOKSで復刊)、『そのコ』『ねこがねこ子をくわえてやってくる』『何処何様如何草紙』(以上、書肆山田)、エッセイ集『庭のぬし 思い出す英語のことば』(クインテッセンス出版)、『いつも鳥が飛んでいる』(五柳書院)、絵本『れろれろくん』(小学館)『ごはんはおいしい』(写真・鈴木理策)『はじまるよ』(絵・熊谷守一、ともに福音館書店)。共著にアンソロジー『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)、『女たちの在日』(新幹社)。

 

<イベント概要>

■日時:2019年10月11日(金)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:20名

⇒ 満席になりました

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