【オンライン】コロナ時代を共に考える大邱と日本の市民たち
昨年の10月、「文学で旅する韓国」ツアーで訪問したばかりだった韓国・大邱で新型コロナウイルスの感染爆発の報が届いたのは2月19日でした。感染者が拡大する様子を伝え聞くたびに胸が締め付けられる思いでしたが、都市封鎖することなく、この危機を乗り越えようとする姿に胸が熱くなったものです。
そんな中、昨年ツアーでも訪問した出版社の1つ學而思(ハギサ)から、感染の中心にいた市民たち、そして医療従事者たちの声を記録した本が出版されると聞き、出版社クオンでもいち早くそれを日本の皆さんに共有できる記録にしようと翻訳プロジェクトをスタートさせました。
そして、『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』『新型コロナウイルスと闘った、韓国・大邱の医療従事者たち』の2冊をそれぞれPDF版で緊急翻訳出版をしたところ、大変な反響をいただきました。さらに6月15日からはKindle版も販売開始し、書籍版も6月25日から一般書店での販売が開始されることになりました。(チェッコリでは先行販売中です)。
自粛期間の中で、じっくりと向き合ってきたこの2冊を準備しながら、ぜひこの本が完成を迎えた際には、実際に大邱の人たちと語り合ってみたいね、話を聞きたいねと話してきました。そしてついに実現の運びとなりました。
この機会にぜひ大邱の現地の皆さんと直接話を聞きたい、お互いの今を知り、これからの時代を共に考える会を催します。
未来に向かっていくための時間を一緒に過ごしませんか!
翻訳出版に至る経緯などはコチラをぜひお読みください。
⇒ 今すぐにでも届けたい! 緊急翻訳出版『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』
⇒ 今読んでおきたい! 『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱の医療従事者たち』
<イベント内容>
韓国大邱からは、韓国の出版元である學而思(ハギサ)の申重鉉(シン·ジュンヒョン)代表をはじめ、市民編、医療従事者編に登場する5人の皆さん、そして日本側からは、TVコメンテーターとして人気のジャーナリスト、青木理(あおきおさむ)さん、舞台公演制作等を専門とするプロダクションの代表、宋元燮(ソン・ウォンセプ)さんに登壇いただきます。
そして緊迫していた当時のお話はもちろんのこと、今現在の大邱の状況、そしてこれからのコロナ時代を迎えるにあたって、すでに始まった取り組みなどを伺い、新しい時代に向かって共に歩んでいくために必要なことを語り合ってみたいと思います。
<登壇者>
【大邱】
シン・ジュンヒョン(出版社學而思代表)
イ・ジェテ (慶北大学医学部教授、大邱第1、第2生活治療センター前センター長)
イ・ウンジュ (漆谷慶北大学病院 陰圧集中治療室看護師)
キム・ジョンピル(詩人、城西公団勤労者)
ナム・ジミン (《大邱文化》記者)
ミン・ボッキ(オルフォスキン皮膚科院長、大邱市医師会 新型コロナウイルス対策本部長)
【日本】
青木理(ジャーナリスト、元ソウル特派員)
宋元燮(conSept合同会社代表)
金承福(出版社クオン代表)
伊藤明恵(出版社クオン 書籍担当)
<イベント概要>
■日時:2020年6月27日(土)19:00~21:00 (※途中5分間の休憩が入ります)
■参加費:無料
■配信:オンライン会議システムzoomにて
■定員:80名
※イベントはオンライン会議システム「zoom」を活用して開催されます
※イベントへのzoomのアクセス情報は、開催日前日にお申込み者全員に一斉メールします。万が一受け取れなかった場合などは、チェッコリまでお問い合わせください
【注意事項】
当日のイベントの模様をNHKの取材が入る予定です。こちらをどうぞ予めご了承ください。そのため、お顔出しがNGの方はあらかじめ「ビデオ停止」をお願いいたします。またzoomの特性上、お名前が表示される場合がありますので、お名前表示がNGの場合にはお名前をハンドルネームなどにあらかじめ変更してご参加ください。