【貸切のお知らせ:1/22(火)19時から、1/24(金)19時から】
今週(1/22~25)の貸切のお知らせです。
◆1月22日(水)19:00~20:30
アジア文学の誘い@チェッコリー第10回『となりのヨンヒさん』
アジア文学の誘い第10弾では、韓国発のSF小説集を取り上げます。チョン・ソヨン著『となりのヨンヒさん』(吉川凪訳、集英社)は、韓国ではYA小説として出版されました。
だけど、ここに詰まった物語は、大人の心にも深く届くものばかり。
同性愛、フェミニズム、差別と情報統制――マイノリティからのまなざしを受け止めつつ、人々の挫けぬ心を繊細に描く、「いま」と未来の物語です。
今回、ゲストには翻訳者の吉川凪さんと、おそらく本作の一番のファンであろう編集者の佐藤香さんをお招きいたします。
切なさと温かさ、宇宙への憧れと不可思議を詰め込んだ物語をみんなで熱く語り合いましょう!
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=656
◆1月24日(金)19:00~21:00
第2期[チェッコリ大学]韓国文学100年を学ぶ
④解放と南北分断、そして「在日文学」
きむ ふな先生による「韓国文学100年史」講座の第2期、第1回目(通算4回目)の授業です。
1945年8月、植民地から解放された朝鮮半島にはアメリカとソ連の対立が持ち込まれ、南北に分断されます。まもなく勃発した朝鮮戦争は大きな傷跡を残し53年に休戦、分断状況は今なお続いています。その混沌とした時代状況を1950年代の文学作品から考えてみます。そして、植民地支配と祖国の分断により生まれた「在日文学」の始まりから今日までの流れについて調べてみます。
取り上げる作家は、李範宣(イ・ボムソン)、孫昌渉(ソン・チャンソプ)張龍鶴(チャン・ヨンハク)など。在日作家としては金史良、張赫宙、李恢成、梁石日、李良枝、柳美里など。
※満席となりました