【チェッコリ一周年】記念コンテスト結果発表

大変、大変、お待たせいたしました。
7月7日で一周年を迎えたチェッコリでは、これを記念して【チェッコリ一周年】記念コンテストを開催しました。

ご応募いただきましたみなさま、大変ありがとうございました!
下記に発表いたします。

<1.キャッチコピー部門>

部門賞・チェッコリ賞ともに該当者なし。

 

<2.ショートエッセイ部門>

チェッコリ賞・・・3名様

●平田さつき様
『ソウルの華麗なる憂鬱』(崔仁浩、重村・吉野訳)

1970年代の韓国は、軍事独裁政権下で国民は抑圧され、これに対抗し学生たちはデモを繰り返すマイナスイメージの強い国であった。
これを否定したのが本書である。日本の大学生と同じように悩みながらも日々を明るく送っている主人公たちに共感しながら本書を愛読した。
我が青春の一冊。

 

●ニシカワ ヒロコ様
『汽車は7時に出る』

剽窃か否かは横に置いておいて。申京淑のこの小説が好きだ。30代の女主人公が、失ったある時期の記憶をとり戻す旅。
日本人と似ていて共感できる心情、訪れたことのあるソウルや済州の風景。共に旅している気持ちになる。
寂しいストーリーが続くのだが、終わりの方に出て来る手紙に少し救われ、爽やかな気分が残った。

 

●吉澤 千草様
『トガニ』

言葉を失うような障害児への性暴力。それを明らかにし自らの力を取り戻せたのは聾唖児の勇気ある証言と耳を傾ける大人達の力でした。
韓国語で読んだ二冊目の長編『トガニ』は霧の深いムジン市の土地柄とともに心に焼き付けられました。
命はそれが誰のものであっても重いものであることを教えてくれる一冊です。

 

<3.フォト部門>

チェッコリ賞・・・2名様

●康樹英(カン・スヨン)様
[夫手作りの本棚]
引っ越しをして、本棚がまだ家に到着するまでの数日間、読書が好きな私の為に夫が段ボールで即席!本棚を作ってくれました。
なかなか便利だったので、しばらくこの手作り本棚を使い続けました(笑)新婚当時の思い出の一枚です^^

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●荒川 由起子様
[本に囲まれて]

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受賞された皆様には、メールでご案内をお送りしております。
来年以降はもっと多くの方にも参加いただけるような企画を練りたいと思います!