【満席】2/6(土)13:00~ポジャギやメドゥプをもっと知ろう-閨房工芸の世界

※満席となりました

「閨房工芸」という言葉を皆さん、ご存じですか?
「閨房」は「きゅばん」と読み、韓国の女性たちが針と糸でつくった布や紐の小物全般を指す言葉です。

今回は、その「閨房工芸」の研究者であり、ご自身でも作品を作っていらっしゃる鈴木千香枝(すずきちかえ)さんにお話しをしていただきます。

<イベント内容>

「ポジャギとチョガッポってどう違うの?」
「メドゥプとノリゲはどんな関係?」

韓国の伝統手工芸の基本的な知識や歴史、使い方を35年かけてコレクションした実物を見せながらお話します。コルム(指ぬき)や針山、糸巻きなどのコレクションを使って韓国で出版した絵本『アンニョン! ハナ、トゥル、セ』もご紹介します。

<プロフィール>

夫の赴任に伴い、1979年から83年夏までと90年4月から94年2月までソウルに、94年3月~97年8月まで釜山に在住。79年に延世大学語学堂に入学、81年に卒業。
81年から趙一順メドゥプ研究室でメドゥプを習い、今も趙一順先生に師事している。
92年から94年2月まで重要無形文化財第89号の針線匠(韓服づくり)、鄭貞婉先生(故人)に伝統ポジャギの制作を習い、ポジャギの研究を始める。
94年から釜山在住の刺繍名匠、金奈美先生に韓国伝統刺繍の基礎を学ぶ。
2014年に温陽民俗博物館で行われた「韓国人の美アカデミー」の公募展に応募。伝統ポジャギの復元作品で大賞(文化財庁長官賞)を受賞。
ライフワークとして李朝の木工品、特にパッタウィ チョイゲ(昔、荷物を背負子にくくりつけていた道具)について研究中。

<イベント概要>

■日時:2016年2月6日(土)13:00~14:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名

⇒ 満席となりました