日本で韓国語小説を書くということ―在外同胞財団文学賞受賞者に聞く
「在外同胞財団文学賞」を受賞されたお二人をお招きして、お話をうかがいます。
<イベント内容>
日本で長年暮らしながら母国語で執筆活動を続けている金珉廷(キム・ミンジョン)さんと金究珉(キム・グミン)さんをお招きして、文章を書く楽しみ、喜び、苦しみについてうかがいます。今、書き進めている小説もあるというお二人。「日本から生まれる韓国文学」を一緒に応援してみませんか。
文学好きはもちろん、自分でもすてきな文章、美しい文章を書いてみたいという中・上級の韓国語学習者にもおすすめの機会です。韓国女性誌で連載していたエッセイが人気の金珉廷さん、韓国語スクールの代表で、日々、作文指導などもしている金究珉さんに、読み手の心を引きつける文章を書くためのコツもお話しいただく予定ですので、どうぞご期待を!
在外同胞財団文学賞とは
世界170カ国に在住する韓国人を対象に、文学作品の創作を奨励するために設けられた文学賞。今年で18回目。詩、エッセイ、短編小説のほかに、中・高校生を対象とした青少年部門がある。
http://www.okf.or.kr/portal/OkfMainView.do
<講師プロフィール>
金珉廷(キム・ミンジョン):1976年生まれ。1992年に来日。現在、東京外国語大学大学院にて社会学専攻。3児の母。著書に『母の愛した東京』(原題『엄마의 도쿄-a little about my mother』)、翻訳書に『那覇の市場で古本屋-ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』。第11回在外同胞財団文学賞短編小説部門優秀賞受賞。
金究珉(キム・グミン):1971年、釜山生まれ。慶南情報大学機械システム学科卒業。サムスングループ自動車部門入社。退社後、来日。都留文科大学国文学科卒業。現在、語学スクールイレ代表。1児の父。第17回在外同胞財団文学賞短編小説部門佳作受賞。
<イベント概要>
■日時:5月7日(土)18:00~19:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名