『朝鮮王朝の衣装と装身具の美』を語る
この美しい装丁を見ただけでその華麗なる世界が目に浮かびました。
今回は『朝鮮王朝の衣装と装身具の美』の著者・訳者である原田美佳さんにお出でいただき、お話をじっくり伺います。
<イベント内容>
2007年に『朝鮮王朝の衣装と装身具』で、朝鮮王朝時代(1392―1910年)の装身具を中心に韓国の風雅な装いを紹介した。朝鮮王朝時代の上流層の女性たちは、鮮やかな色の吉祥文様が刺繍や金箔などで施された衣装や、贅を凝らした装身具で飾った。男性の装いも劣らず美しい。室内にあっても衣冠を整えていなければならない男性の冠や帽子は、日本と比較するとその種類の多さを特筆できる。
こうした装いの中に広がる韓国の文化の中の風流、風雅などとも訳される「モッ」を感じて頂ければ嬉しい。
<プロフィール>
原田美佳(はらだ・みか):東京都出身。大妻女子大学文学部卒業。韓国精神文化研究院(現・韓国学中央研究所)にて研修。
共著書に『コンパクト韓国』(李御寧監修)『読んで旅する韓国』(金両基監修)「朝鮮の王朝の美」(翻訳コーディネート)ほか、編著書に、『朝鮮王朝の衣装と装身具』がある。
80年代から韓国文化紹介機関である駐日韓国大使館 韓国文化院に勤務(2015年退職)。
NPO日本ガルテン協会広報部長、NPOアジア図書館ネットワーク会員、日本と韓国の魅力を発見する会(日韓ミーハーの会)など。 文化体育観光部長官賞ほか受賞。
<イベント概要>
■日時:11月26日(土)12:00~13:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名