「韓国を写真に撮る」こと
チェッコリでは開店以来、多くのお客様にご来店いただいております。ありがとうございます。
いろいろとお話をさせていただく機会も増え、楽しく交流させていただいています。
そんなお客様の中には、韓国に関連したいろいろな趣味やフィールドワークをされている方も大勢いらっしゃいます。
そこでチェッコリでは、そうしたお客様にもぜひともチェッコリをご活用いただいた展示会や、またトークイベントではぜひその韓国への思いなどを語っていただく場を設けたいたいと思い、「わたしと韓国と●●」企画をスタートします。
●●には、どんなテーマが入ってくるのでしょう。私たちもとても楽しみにしています。
その第一弾として、山岡幹郎さんによる写真展開催を記念したトークイベント【「韓国を写真に撮る」こと】を開催します。クオンの「新しい文学シリーズ」を全部読破され、読書会にも参加いただいていた山岡さんが、実は長年、韓国を写真に撮ってこられた伺い、今回写真展とトークをお願いすることになりました。
ぜひその写真の数々とお話をお楽しみください。
<イベント内容>
今回、チェッコリの場をお借りして、写真展示をすることになりました。この間撮りためた韓国の写真をパネルや手作りのフォトブックの形でおみせします。私は被写体として韓国を撮ります。それは勿論そこに魅力を感じるからですが、写真には撮影者と被写体の微妙な関係が潜んでいるものです。さらに日本と韓国の関係をトレースさせると、個人をこえた様々なものが入り込んできます。私としては、日韓の間の壁を少しでも低くできる、そうした写真を撮れればと考えています。今回の「トーク」では、そんな思いをお伝えできれば嬉しいです。
<プロフィール>
山岡幹郎(やまおかみきろう):1950年生まれ。東京の麻布中学高等学校に社会科教員として勤務し、今年3月に退職。1980年代からパレスチナ問題に関心を持ちNGOの活動に参加、パレスチナの状況を伝える方法として写真表現に関心を持つようになる。韓国については学校間の国際交流の仕事を通して関わるようになり、1997年の修学旅行やソウルの養正高校との交流が印象に残る。韓国の写真を2008年頃から撮り始める。著作にフォトエッセイ『パレスチナ・グラフィティ』(麻布文庫)、フォトブック『壁/壁が人々の自由を奪う』(PHOTOPRESSO)など。
<イベント概要>
■日時:11月29日(火)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名