11月のCHEKCCORI読書会‐特別ゲストに高榮蘭先生をお招きして
ご案内が遅くなりました。
11月のCHEKCCORI読書会は、クオンの「新しい韓国の文学シリーズ」最新刊、ハン・ガン著『少年が来る』で開催します。
今年5月にマン・ブッカー賞を受賞し、韓国内でも一躍時の人となり、長らく書店ではハン・ガン特集が組まれるほどの人気を博してきましたが、そのハン・ガンの最新日本語翻訳版小説です。
1980年に韓国、光州で起こった民主化抗争「光州民主化運動」を、ハン・ガンならではの切り口でぐいぐいと読ませてくれます。
そして今回はこの読書会に特別ゲストをお招きしてお話を伺うことになりました。
お越しいただくのは、日本大学文理学部国文学科で日本の近現代文学を教えていらっしゃる高榮蘭(こうよんらん)先生です。
光州出身の高先生は、1980年の「光州民主化運動」を小学6年生で迎えられたそうです。
小学6年生から見た「光州民主化運動」、韓国現代史の中でなかでの「光州民主化運動」についてお話いただきます。
<プロフィール>
高榮蘭(こうよんらん):大学時代まで、韓国の光州広域市で過ごしました。1980年、私は「都庁」から徒歩5分距離にある、中央国民学校の六年生でした。私の両親の店が、『少年が来る』に出てくる「大仁市場」の入口にあったからです。この市場も、都庁から徒歩10分もかからない位置にあります。1991年、光州にある国立全南大学日語日文学科を卒業、1994年に来日しました。現在は、日本大学文理学部国文学科で日本の近現代文学を教えております。主な著書は、『戦後というイデオロギー』(藤原書店)、共編著『検閲の帝国』(新曜社)などがあります。
<イベント概要>
■日時:11月15日(火)19:15~20:45 ←開始時間がいつもと異なります、ご注意ください。
■参加費:1000円(ワンドリンク付き)
■定員:30名