申明浩先生の韓国絵本講座-第3回「韓国の絵本を読もう!」
長らく絵本の研究に勤しまれている申明浩(シン・ミョンホウ)先生の「韓国絵本講座」の最終回の今回は、ずばり「韓国の絵本を読もう!」と題してお届けします。
韓国を代表する絵本作家や絵本をご紹介いただきながら、じっくり一緒に楽しむ時間です。
<イベント内容>
絵本とは何? 一般的に絵本は子どもの読み物であると言われています。絵を用いることで、絵本は文字を知らない対象に言葉や物語の面白さを通した言語学習はもちろん、常識や知識の面白さに気付かせ、学ぶ喜びを体得させてくれます。しかし、大人になって読むと、絵本から文化や社会、教育と美意識と歴史等、さまざまなことを読むことができます。
そんな「絵本」について、3回にわたって絵本論、「絵本とは何か」、「韓国の絵本の今」に出会う講座です。
第1回 絵本とは?
第2回 韓国の絵本は熱いって!!
第3回 韓国の絵本を読もう!
【第3回 韓国の絵本を読もう!】
韓国を代表する絵本や韓国作家の作品を選び、ゆっくり、じっくり読みましょう。視覚表現と言葉表現の調和で語る物語は、今、大人になって読むことで、より深い意味と味と魅力に出会うことができます。そこには、韓国固有の文化や作家の個性や社会の面々が密集しているからです。それは、新しい韓国との出会い、私が見つけた韓国の物語との遭遇による韓国絵本の真髄を楽しむことでしょう。
<プロフィール>
申明浩(シン・ミョンホウ):1986年来日。武蔵野美術大学大学院で視覚伝達デザイン専攻、修士、東京大学大学院総合文化研究科表象文化論専攻博士単位修得退学、現在武蔵野美術大学、相模女子大学非常勤)著書に『그림책의 세계』1992年啓蒙社出版、2009年改正版キムヨンジュニア社、訳書に『그림책은 작은 미술관』2006、キムヨンジュニア社(『絵本は小さな美術館』中川素子著)。共訳書『コミック 韓国』 2001、朝日出版社。『コリア驚いた!韓国からみた日本』 2002、 朝日出版社。その他多数の論文や執筆あり。
韓国最初の絵本歴史展(1992年、大韓民国国立中央図書館)、韓国最初の国際絵本原画展ボロニャー展(2007、2008,2009年)を企画、開催する。弘益大学大学院講師の他、絵本講座を行う。
<イベント概要>
■日時:4月15日(土)12:00~13:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名