【満席となりました】1980年5月18日!光州民主化運動のこと。韓国現代史を語る。
1980年5月18日、光州民主化運動が起こった歴史に残る日です。
そこで5月にはぜひともこの光州民主化運動について語っていただきたいと思い、光州生まれで現在一橋大学韓国学研究センター専任チーフ・コーディネーターを務めていらっしゃる李圭洙先生にお越しいただき、お話を伺います。
<イベント内容>
5・18民主化運動は、韓国民主主義の勝利を知らせた抗争だった。光州市民の誇りは、単なる郷土愛や抵抗精神から生まれたものではない。それは抗争期間を最も熱く生きた市民の切実な体験で表われたものだった。
そしてそれは、過去の歴史的な民衆抗争を通じて表出された自主・民主・統一の伝統を継承しただけでなく、韓国現代史における民主主義の発展史に不滅の金字塔を立てた民権闘争であった。光州をはじめとする全国民が見せた抵抗と参加、連帯意識は光州を乗り越えた民主化運動の事例として広く知られている。
今、再び光州民主化運動の歴史的な意味を考えたい。
<プロフィール>
李圭洙:歴史学者(日韓関係史専攻)。1962年光州生まれ。高麗大学史学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(社会学博士)。高麗大学韓国史研究所教授を経て、現在は一橋大学韓国学研究センター専任チーフ・コーディネーター。
【著書】『近代朝鮮における植民地地主制と農民運動』(信山社)、『布施辰治と朝鮮』(共著、高麗博物館)『近現代東アジアと日本-交流・相剋・共同体』(共著、中央大学出版部)、『開港場ㆍ仁川と在朝日本人』(寶庫社)、『植民地朝鮮と日本、日本人―湖南地域の日本人の社会史』(ダハルーメディア)、『韓国と日本、相互認識の変容と記憶』(語文学社)、『帝国日本の韓国認識、その歪みの歴史』(論衡)他がある。
<イベント概要>
■日時:5月17日(水)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名
⇒ 満席となりました