沖縄の古本屋さんとチェッコリ店主が語らう「韓国」「書店」「出版」
『那覇の市場で古本屋』の著者、宇田智子さんをお招きして、チェッコリ店主金承福との対談をお届けします。
宇田さんとの出会いは、『那覇の市場で古本屋』の韓国語版出版にあたって、お手伝いをさせていただいたのがきっかけです。2人の対談をどうぞお楽しみください。
<イベント内容>
〇『那覇の市場で古本屋』韓国版出版にまつわるエピソード
宇田:なぜ韓国の方は私の本に興味を持ったのでしょうか?
キム:韓国からのお客さんは増えましたか?
〇本屋とは?
宇田さんの本屋「ウララ」とチェッコリの、それぞれのお客さまとの出会い、そしてなぜ今「本屋」さんなのかを、2人の女店主が熱く話し合います。
〇沖縄の出版と韓国の出版
沖縄と韓国の出版の現状について語ります。
<プロフィール>
宇田智子(うだ・ともこ):1980年神奈川生まれ。2011年、那覇の第一牧志公設市場前に「市場の古本屋ウララ」を開店。1.5坪の小さな店で、沖縄に関する本を主に扱う。著書『那覇の市場で古本屋』(ボーダーインク)は韓国、台湾で翻訳出版された。ほかの著書に『本屋になりたい』(ちくまプリマー新書)。
http://urarabooks.ti-da.net/
金承福(きむ・すんぼく):ソウル芸術大学文芸創作科で現代詩を専攻。1991年卒業し渡来。日本大学芸術学部文芸科卒。広告代理店勤務後、2000年には縁あってWeb制作会社社長となる。
「来日してから欠かさなかったことは韓国の詩や小説を読むこと」というほどの本好きが高じて、韓国小説を日本語で翻訳をし、友人らに読ませ続ける中、友人にいわれた一言で自ら出版社を立ち上げて出版することを決心し、2007年株式会社クオンを立ちげる。そして事務所移転に伴い2015年年7月7日神田神保町に韓国語原書書籍・韓国関連本を専門に扱うブックカフェ「CHEKCCORI(チェッコリ)」をオープンした。
<イベント概要>
■日時:5月12日(金)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名