"ひとり出版社"という働き方が韓国でなぜ注目を浴びたのか?
今、韓国でも"ひとり出版社"という働き方が大きな注目を集め、新しい出版のうねりを感じさせています。
そんな"ひとり出版社"という働き方で日本で活躍されていた西山雅子さんの著書『"ひとり出版社"という働きかた』は、今年1月に韓国語版が発行されました。
それを記念して韓国・坡州(パジュ)で開催された出版社セミナーにも参加された西山雅子さんにお越しいただき、"ひとり出版社"について、そしてセミナーに集まった各国の皆さんの様子などを、日本の版元である河出書房新社の編集者田中優子さんとともに、お話いただきます。
何が韓国の人たちを魅了しているのか? 楽しみです。
<イベント内容>
北朝鮮との国境近くにあるPaju(坡州) bookcityは、広大な敷地に出版関連企業約300社、図書館、映画館など文化施設が集まる国家文化産業都市です。
『"ひとり出版社"という働きかた』(河出書房新社)が今年始めに韓国で翻訳出版されたことを受けて、9月に坡州で開催された出版セミナーに登壇した西山雅子さんが現地をリポートします。
アメリカ、台湾からの登壇者とともに語られた各国のひとり出版社状況のほか、韓国で訪れた魅力的な書店や本の数々を同行した編集者の田中優子さんとともにご紹介します。
どうぞお楽しみに!
<プロフィール>
西山雅子(にしやままさこ)
フリーランス編集者。カルチャー誌、児童書出版社の編集部勤務を経て、2015年『”ひとり出版社"という働きかた』(河出書房新社)を上梓。韓国のひとり出版社UUプレスより刊行の翻訳版が現地でも話題を集める。国内若手絵本作家の出版プロデュース、絵本の書評も多数。
田中優子(たなかゆうこ)
エドワード・ゴーリーの一連のシリーズ、ショーン・タン『アライバル』、フランスBD『オリエンタルピアノ』などビジュアル本から海外フィクション&ノンフィクション、DK社の図鑑まで幅広いジャンルの編集を担当。海外版権交渉も長年にわたり担当、国際会議を通じて海外の編集者、出版社とのつながりも深い。
<イベント概要>
■日時:2017年11月24日(金)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:30名