キム・ヨンス作品を楽しむシリーズの第2弾は、新泉社の『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』をテーマに開催します。
またこのイベントは、韓国文学翻訳院に後援いただき、参加費無料で開催いたしますので、お気軽にご参加ください。

第1回は、最新刊『四月のミ、七月のソ』は5月22日に終了しました。
第3回は、9月にクオン刊行『世界の果て、彼女』『ワンダーボーイ』を題材にして開催予定です。

 

＜イベント内容＞

第2回は、昨年刊行の長編作『夜は歌う』と短編集『ぼくは幽霊作家です』（ともにキム・ヨンス著、橋本智保訳、新泉社）をめぐる読書会を開催いたします。両作品の背景にある歴史的事柄の多くは、日本の近現代史に密接に関わりながらも、私たちの記憶や意識から抜け落ちている領域です。

二作品の背景やあらすじ等を、九州大学大学院准教授の辻野裕紀さんにミニ講義していただき、作品の読みどころ、魅力などを参加者の皆様とともに語り合う会にできればと思います。

 

＜ゲストプロフィール＞

辻野裕紀（つじのゆうき）
愛知県名古屋市生まれ。九州大学大学院言語文化研究院准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士（文学）。誠信女子大学校（韓国・ソウル）専任講師を経て、現職。

 

＜イベント概要＞

■日時：2021年7月31日（土）15:00〜16:30
■参加費：イベント参加費：無料／『夜は歌う』注文2700円、『ぼくは幽霊作家です』注文2600円、2冊セット注文5300円（ともに送料、税込）
■定員：30名

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