【オンライン】『平壌美術』から読み解く「朝鮮画」の過去・現在・未来
大型本の『平壌美術』ですが、一度見始めると止まらなくなります。そこに描かれた作品の魅力はどこにあるのでしょうか?
翻訳者で在日朝鮮人美術史を研究されている白凛さんと、朝鮮美術文化研究者の古川美佳さんをお招きしてお話を伺います。
<イベント内容>
人気ドラマ『愛の不時着』でも舞台になっていたことでも注目を集める朝鮮民主主義人民共和国(以下、DPRK)の首都、平壌(ピョンヤン)。
そこでは精鋭の画家たちが、世界でも類を見ない絵画を日夜作り続けている。それらの作品に惹かれた文凡綱(ムン・ボムガン)が、6年間平壌に通い、アトリエ訪問やインタビューを行い、集められた資料を駆使して書き上げたのが『平壌美術』である。
プロパガンダとアートのはざまに位置する「朝鮮画」について世界で初めて解説したこの本の魅力を、翻訳者の白凛(ペク・ルン)が、普段は目にすることのできない絵画の数々を交え解説する、DPRKの美術の過去、現在、未来。
(聞き手=古川美佳)
<プロフィール>
白 凛(ペク・ルン)
島根県生まれ。専門は在日朝鮮人美術史。独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD(同志社大学)。一般社団法人在日コリアン美術作品保存協会代表理事。
朝鮮大学校(東京)教育学部美術科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒、東京大学大学院総合文化研究科にて2020年3月に博士号取得(学術)。
博士論文をもとに『在日朝鮮人美術史1945-1962――美術家たちの表現活動の記録』(明石書店、2021年5月)を出版。
古川美佳 (ふるかわ・みか)
東京生まれ。朝鮮美術文化研究。早稲田大学卒業、韓国延世大学韓国語学堂終了、在韓国日本大使館専門調査員等を経て、女子美術大学非常勤講師。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程在学中。
著書に『韓国の民衆美術』(岩波書店)が、共同編集に『東アジアのヤスクニズム』(唯学書房)がある。『韓国・朝鮮の美を読む』(CUON)、『韓流ハンドブック』(新書館)、『光州「五月連作版画―夜明け」ひとがひとをよぶ』(夜光社)、『アート・検閲,そして天皇』(社会評論社)などにも寄稿。『ふぇみん』に「南北を超える美術」を連載中。
<イベント概要>
■日時:2021年7月24日(土)20:00~21:00
■参加費:
イベント参加費:1,500円
イベント参加+『平壌美術』セット券8,000円(送料、税込)
■定員:30名
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