原書を読むことの意味を教えていただきました

12/1(火)夜、『不思議がいっぱい韓国』の著者中野葉子さんのトークイベントを開催しました。

ご家族の転勤に伴い、韓国生活を送った中野さんにとって「韓国の本」との出会いが、とても心豊かに過ごせたことを語っていただきました。

その中で原書を読むことの大切さとして2つのことを挙げられました。
1.韓国ドラマやK-POPからで知り得ない韓国人の心の機微などを深く知ることができ、どんなことが起こっても揺らぐことのない韓国への理解や韓国人への思いが培われたこと
2.語学力が確実にUPする。自分の好きな本、好きなフレーズを読むことですぅーっとどんなに難しいと思える単語も文法も頭に入ってくること

実際に中野さんの心を動かした本や作家も紹介してくださり、中野さんにとって韓国の本との出会い、原書をたくさん読み続けたことに対する自信のようなものも感じることができました。

もっともっと中野さんから実際に一冊一冊の本について語っていただく機会も設けることができれば嬉しいなと思える夜となりました。

そうそうもちろん最初から原書がすんなりと読めたわけではないそうで、当初新聞一面も読むだけで2、3週間は掛かっていらっしゃったそうです。
それでも原書にこだわって読むことで新しい世界が開けてきます!と力強くおっしゃっていました。

中野さんが特にお好きだとおっしゃっていた張英姫(チャン・ヨンヒ)さんのエッセイをすぐに手にとってみようと思います。
(ささき)