赤いキムチが始まったのはいつ? キムチの基本を知りました。

12/15(火)、第5回CHEKCCORI LIVE〜趙善玉先生を迎えてを開催しました。

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いつも韓服姿のお美しい善玉先生。昨日も本当に素敵でした。
趙善玉料理研究院の院長であり、チェッコリの韓国伝統茶、韓国餅をご提供いただいています。
さらに10月に刊行した『飲食のくにではピビムパブは民主主義だ』では料理レシピを担当されました。

昨日のテーマは「キムチ」。ちょうどキムジャンの季節ということでキムチの歴史、キムチはなぜユネスコ無形文化遺産に選出されたのか、
そして善玉先生のキムチ作りのこだわり、についてお話いただきました。

赤いキムチ(唐辛子入り)は18世紀に「きゅうり」から始まったこと、キムジャンはキムチを作る作業そのものというより、
その「助け合い」という韓国人の心が象徴されたものとして認められたものだということ、善玉先生のキムチ作りのこだわりは、
その年ごとに気候や食材の状態などをみて、入れるものを変えていらっしゃるそうです。

そんなキムチの歴史や魅力を伝えていただいた最後に先生がおっしゃった「まずは料理を作ってください。
全部を無添加のものでとか、そんなことは言いません。何より自分で作ること、それも無理だったなら買ったものをおいしく盛り付けて出すこと。
それが気持ちを込めるということです。それを大切にしてください」という言葉にわが身を反省してしまいました。

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ご参加された皆さん、ありがとうございました。
素敵なお話をしてくださった善玉先生、ありがとうございました。