夢は「チェッコリ神戸店」を開くこと!?

先週1月27日(金)に「社会人の韓国シネマ留学@東国大学大学院」を開催しました。登壇してくださったのは、元朝日新聞記者(1月31日付けで退職されたので)の成川彩さん。IMG_0659

ご自身3度目という韓国留学は、記者としてバリバリとお仕事していた中で「退職」という決断をして進学されるということで、なぜその道を選ばれたのか、留学に必要だったことなどをお話いただきました。

成川さんが韓国映画に興味を持ったのは最初の留学中の2002年見た「おばあちゃんの家」という映画だそう。とてもいい映画だけれどもどちらかというと地味な映画。その映画に立ち見が出るほどの人が溢れている様子に、韓国の映画文化がこれほど根付いているのかと思ったことがきっかけだったそうです。

お話はそうした韓国の映画文化が育っている環境(映画教育も盛んであることなど)、進学される大学のことなどに続き、記者として在籍した9年間で約700件以上の記事を書き、その中で韓国に関連する記事が130件弱。「韓国に関する記事といえば政治や経済のどちらかというとネガティブな話題が多い。だから私はそうではない韓国の文化を伝えたかった」と語る姿は清々しくカッコよかった!

そして今回の留学についての様々な具体的な情報も。
提出書類は15種類くらい。その中には「小中高校の卒業証明書」まであり、そしてなぜか「両親の離婚証明書」なるものまであったとか。仕事をしながらそういった書類を揃えるだけでも大変で、未提出のものがありながら受験し、一旦合格にはなったものの最終的に未提出書類もあったため、結局は外国人枠ではなく一般人枠の特別選考で入学することになったそうです。(一般人枠の方が厳しいでしょうから、さすがですよね)

そして入学金、授業料のお話の中で、もう一つとても大事な情報をいただきました。
韓国では各種資格試験の有効期間が2年間と定められている!そうです。今回の大学の授業料に関してはTOPIK4級以上は半額免除の制度が適用されるが、有効期間を過ぎていたものは無効。
成川さんも2002年に6級取得したままだったのであえなく授業免除ならず、という事態に陥ったそうです。

TOPIKに限らず、TOFELなども同様に期限があるとか。
この情報はこれから留学を目指す人にはかなり重要情報です。

今後の留学生活での研究テーマから、やりたいこと、そして最後に帰国後の夢を教えていただくと、、、

「チェッコリ神戸店」

の文字に会場が湧きました。
ぜひその夢が叶うように、チェッコリも応援していきます!
2月中旬に韓国に向かい、3月からの留学生活が充実されることを願うばかりです。

留学途中に帰国された際にはぜひ報告会を!としっかりお願いしておきましたので、どうぞご期待ください。

(宣伝広報担当 ささき)