2月の特集【春は旅立ちの季節!「出会いと別れ特集」】
先週から今週にかけて、各地で春一番が吹き荒れました。春は目前ですが、この時期は卒業や入学、転勤など、新たな環境での生活がはじまる方も多いのではないでしょうか。そんな季節におすすめしたい「出会いと別れ」を扱った本を集めてみました。
◇大人気ドラマの原作本
『도깨비』(トッケビ)
3月からMnet Japanで放送予定のドラマ『トッケビ』の原作小説です。呪いによって不滅の人生を送ることになったトッケビのキム・シンは、自分を「トッケビの新婦」だと言い張るウンタクと出会います。彼女は本当に、キム・シンの呪いを解いてくれる唯一の存在「トッケビの新婦」なのでしょうか。
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◇辻仁成&コン・ジヨンのコラボ小説
『사랑 후에 오는 것들』(愛のあとにくるもの)
東京で別れた7年後にソウルで再会した日韓カップル、潤吾と紅の7日間の物語です。辻仁成さんが日本人男性の潤吾、コン・ジヨンさんが韓国人女性の紅の視点でそれぞれ描いています。日本語版は幻冬舎から出版されています。
◇映画にもなったベストセラー童話
『마당을 나온 암탉』(庭を出ためんどり)
養鶏場を出れば幸せが待っている、自分のヒナが育てられると夢見るめんどり。願いが叶って自由の身になり、友と出会い、落ちていた卵の育ての親となりますが、悲しい別れも待っていました。日本語版は平凡社から出版されています。
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◇親子で味わいたい詩集
『아가야, 너는 나의 햇살이야』(赤ちゃん、あなたはわたしの太陽)
ドラマ『トッケビ』でもお馴染みのキム・ヨンテク詩人が、赤ちゃんを迎えるお父さんやお母さん、そしてお腹の赤ちゃんも一緒に読んでもらいたい詩を集めた温かい詩集です。
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◇世界中で読まれている児童文学の韓国語版
『모모』(モモ)
ある日どこからともなく現れたもじゃもじゃ頭の女の子モモが、大切な仲間となった町のみんなのために時間泥棒と対決するお話です。人間の時間を盗む灰色の男たち、マイスター・ホラといった登場人物名は、韓国語版で何と訳されているのでしょう。日本語版と読み比べてみてはいかがでしょうか。
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◇失った角を探すシカの旅物語
『어느 날 아침』(ある日の朝)
ある日の朝、目が覚めたシカは角が片方なくなっていることに気付きます。角を探すため森に旅立ったシカは色々な動物たちと出会うことで、優しく強い心を持つようになります。幻想的な絵がとても美しい絵本です。
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◇料理が学べる絵本
『된장찌개』(テンジャンチゲ)
寒くて震えていた煮干し、味噌、野菜、豆腐が温泉で出会ったら…。あったかくておいしいテンジャンチゲになっちゃった! ぐつぐつ、ぶるぶるといった副詞の勉強にもなります。
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◇カンイン主演映画の原作漫画
『고양이 장례식』(ネコのお葬式)
日本でも昨年公開された映画『ネコのお葬式』の原作コミックです。同棲していた時に2人で飼っていたネコの死がきっかけとなり、再会することになった元カップル。愛し合った日々を思い出す懐かしい1日は、再び愛を誓う新たな1日になるのでしょうか。
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