「いつもあなたのそばに“猫”がいる」特集

2月の22日は“猫の日”でしたね。日本同様、韓国でも昔と比べてぐんと猫を飼う人が増えています。そして世界には猫をモチーフにした小説を書いたり、自身も猫好きで有名な作家さんが大勢います。どの国でも本と猫の相性はよいみたいですね。

今回は猫がモチーフになった本はもちろんのこと、「あ、ここにも猫が」と隠れた猫本にも注目! いつのまにかあなたの生活の片隅に丸まっている猫を、みつけてみてください。

 

◇純文学の最高峰賞のひとつ「李箱文学賞」の最新作品集
『2019년 제43회 이상문학상작품집 』(2019年 第43回 李箱文学賞作品集)

이상문학상작품집

2019年第43回の「李箱文学賞」の大賞を受賞した作品は「그들의 첫 번째와 두 번째 고양이(彼らの一匹目の猫と、二匹目の猫)」ユン・イヒョンさんです。「李箱文学賞」をとって活躍している作家さんは大変多いので、要チェックです!
「ショウコの微笑」のチェ・ウニョンさんも、今回優秀賞をとっています(収録あり)。

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◇オシャレとグルメと猫との日常
『빵 굽는 고양이』(パンを焼くねこ)
빵 굽는 고양이
平凡なチョンミの日常を彩るのは、おいしいパン(のほかにもお餅やケーキも)とねこ。癒し系、一話完結型のコミックです。ちょっぴりリアルでおしゃれな絵柄で、読後はほっこり。各話の最後にはレシピも公開されていて、読みながらおなかが鳴りそうです。

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◇韓国にも猫の妖怪が!?
『한국 괴물 백과』(韓国の怪物百科)

한국 괴물 백과

SF作家、クァク・チェシクが長年探し集めた282種の韓国の怪物を紹介。怪物というよりは、妖怪のほうが近いかもしれません。18世紀以前の正体不明とされるモノたちを集めており、妖怪好きにはたまらない一冊です。

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◇一人の女性と、一人の男性。そして…188匹の猫!
『고양이 호텔』(猫のホテル)

고양이 호텔

188匹の猫と暮らす妖しい魅力を持つコ・ユダ。彼女の小説が3億ウォンの賞をとり、にわかにまわりは騒がしくなっていく。そんな彼女を取材しに来た記者カン・イナンとのインタビューを通じて、二人のあいだも……。ミステリー&ファンタジーの独特な世界。

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◇知る人ぞ知る、韓国で有名な猫専門の店主のエッセイ
『상수동 고양이 삼촌』(上水洞のねこおじさん)

상수동 고양이 삼촌

上水洞(サンスドン)で猫の専門店を開くユ・ジェソンさん(通称「ねこおじさん」)はイラストレータでもあります。日本や中国、オーストラリアまで広く知れ渡る、彼の隠れた軌跡を紹介。写真やイラストのほか、同僚(猫)も顔を出しています!

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◇ある晴れた日、桜の木の下で出会ったのは
『팔랑팔랑』(ひらひら)
팔랑팔랑

春の陽気に誘われてお弁当を広げるネコの“ナビ”と、本を広げる犬の“アジ”。頭の上では、満開に咲いたさくらの花びらがひらひらと舞います。二人のあいだにも春のような暖かい空気が流れ、春っていいなあと思わせてくれます。

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◇猫あるあるに頷きがとまらない!
『고양이 털갈이엔 브레이크가 없지』(猫の毛はどこまでも)

고양이 털갈이엔 브레이크가 없지

猫のかわいい部分ももちろん、かわいくない部分も、飼い主にとっては全部 “かわいい” ものです。猫と暮らしている作者の、そんな客観と主観が混じった絶妙なあるあるに、猫好きの頷きとにんまりがとまりません。

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◇緻密な構成と洗練されたソン・ボミの小説集
『우아한 밤과 고양이들』(優雅な夜と猫たち)

우아한 밤과 고양이들

「ある日猫が家に入ってきたの」「今日は居間にまで入ってきたわ」……なんですでに別れた彼女のそんな話をきかなければならないのか(「無断侵入する猫たち」)。第46回韓国日報文学賞受賞の「散歩」、第6回若い作家賞受賞「臨時教師」など、全9作品を収録。

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◇和尚さんと猫の日常
『어느 날 고양이가 내게로 왔다』(ある日ねこがやってきた)

어느 날 고양이가 내게로 왔다

街から山へともどってきたポンギョン和尚のもとに、ある日一匹の猫がやってきた。
一人でも生きていける、二人でも生きていける。和尚さんが語る、一匹の猫との生活日誌。心が清々しくなる一冊です 。

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◇猫を殺したのは誰なのか
『누가 고양이를 죽였나』(誰が猫を殺しのたのか)

누가 고양이를 죽였나

生きているのか、死んでいるのか……そんな「諦め」「絶望」といった荒涼とした人生を、一歩ずつ前に進もうとする人物たちの物語。作者ユン・デニョンが 、苦悩の中、三年をかけて書いた全8篇を収録。

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◇古典絵画と猫のコラボが楽しい
『조선에 놀러간 고양이』(朝鮮に遊びにいった猫たち)

조선에 놀러간 고양이

シン・ユンボクやキム・ホンドなどが描いた、有名な絵画の人物が猫だったら……。
朝鮮時代の風俗画を通して、歴史と当時の人々の暮らしがうかがい知れる 。一冊で猫も歴史も楽しめます。

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◇「文学トンネ賞」を初・満場一致で受賞した作品
『캐비닛』(キャビネット)
캐비닛

『設計者たち』のキム・オンスが、「文学トンネ賞」を史上初 、満場一致で受賞した作品集。
13番目のキャビネットの中からは、指から銀杏の木がはえる者、猫になりたい者などなど、奇妙なものがどんどん出てきます。

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◇2017年の大韓民国漫画大賞・優秀賞受賞作!
『쌍갑포차 1』(無礼講屋台 1 )

쌍갑포차

あやしい屋台のあやしい女店主と、彼女に助けを求める人物たちの、オムニバス形式の漫画。3話目は恩を忘れぬ、猫にまつわる話。泣いて笑って、ここではみんなが乙じゃない、甲(カプ)なんです!

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◇“猫”が“蝶”であるわけ
『단어의 사연들』(知ってますか、単語のあれこれ)

단어의 사연들

活字界において20数年記事を書き続けてきた著者が、たくさん読んできた辞典から、気になった言葉を深掘りしてまとめました。「고양이(猫)をなぜ나비(蝶々)と呼ぶのか?」など。読んだら人に話したくなるかもしれません。

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2019-02-25 (月)