春を満喫できなかったせいでしょうか。
梅雨もそして夏も何だか身体にしっくりなじんできませんが、
いよいよ7月に突入です。
チェッコリは7月から通常の営業時間に戻ります。
火曜~金曜日は12時~20時、土曜日は11時~19時です。
お仕事終わりに、気になる本を手にしに、お立ち寄りください。
ただ、店内の混雑を防ぐためにカフェメニューの提供は控えます。
その点はどうぞご了承ください。
暑さもうまく乗り切りながら、感染防止には努めていきますね。
みなさまも暑いでしょうが、マスクの着用などご協力お願いします。
(スタッフ一同)
◆◇ お知らせ ◇◆
【レジ袋有料化のお知らせ】
7月1日からのレジ袋有料化に伴い、チェッコリでもレジ袋を
1枚10円とさせていただきます。(紙袋は要相談)
この機会に、本を入れるのにぴったりのチェッコリオリジナル
「책カバン」をぜひお買い求めください。
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http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/780
【送料無料キャンペーンは明日6月30日まで!】
現在実施中の送料(通常550円)無料キャンペーンは、明日6月30日までです。
気になっていた本を気軽に手にできる機会です。
ぜひご利用ください。
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【第4回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」課題作販売中】
在宅の時間も増えている今日この頃です。
ぜひこの時間を有効に使って、じっくり取り組んでみませんか!
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課題作の購入はコチラから⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1646
◆◇ 店長のおすすめ ◇◆
■きむ店主おすすめのエッセイ
『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』
『新型コロナウイルスと闘った、韓国・大邱の医療従事者たち』
韓国・大邱市民たちと医療従事者たちがコロナとどう闘ったかを記録した2冊です。
2月、3月の大邱の集団感染のニュースは日本のメディアでも詳しく紹介されたので
その大変さは知っていましたが、その最中、大邱の人たちは自分の周りで起きたことを残しました。
(この本を企画したきっかけはなんと、日本の3.11の記録した一般市民たちのエッセイだそうです。)
花屋、食堂、スーパーの店主、詩人、塾の先生、図書館の館長、旅行社の代表、
大邱市の職員、ラジオ局のプロデューサー、軍人、学生など51人が当時の心境やコロナと
闘ったことを素直に書いています。
医療従事者編で印象深かったのは、志願して行ったにも関わらず、
不安と恐怖で防護服を脱ぎ出してその現場から逃げたかったと、
その時の苦しみを書いた看護師がいたことです。
ちょうど6月27日(土)の大邱の執筆者たちと日本の読者80人がZOOMで繋がったオンラインイベントに、
その看護師が出演してくれたので、こういうことがまた起きたら志願するのか?と聞きました。
すると1秒の迷いもなく自分の居場所は患者のところであると力強い答えが返ってきました。
20代の若さも羨ましかったですが、困難を乗り越えた人が持つ信念そのものが見えて
とても格好良かったです。
ひとりじゃない、希望を持つ、自分ができることをしっかりやる……。
読み終わるとみんなのために自分も何かしたい気持ちになります。
いい本って、読んだ後に何かをしたくなるんですね。
『新型コロナウイルスを乗り越えた、韓国・大邱市民たちの記録』
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1755
『新型コロナウイルスと闘った、韓国・大邱の医療従事者たち』
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1756
■しみず店長おすすめのエッセイ画集
『구멍가게, 오늘도 문 열었습니다』(クモンカゲ、今日も営業しています)
『동전 하나로도 행복했던 구멍가게의 날들』
(『クモンカゲ 韓国の小さなよろず屋』、クオン刊)の
イ・ミギョンさんによる3年ぶりの新作。
朝鮮半島の南の果てである全羅南道の海南から、木浦、
槐山、仁山、加山、聞慶、鎮海、統営、ソウルまで、
いまも毎日元気に営業しているクモンカゲが描かれています。
各ページに添えられた店の主人の物語を読んでいると、
まるで著者と一緒にその店を訪ね歩いているような気分に!
細密なペン画のタッチを鮮やかに再現にするために高級紙が使われていて、
作品の感動がより強く伝わってきます。
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『동전 하나로도 행복했던 구멍가게의 날들』 はこちら。
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『クモンカゲ 韓国の小さなよろず屋』はこちら。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1277
■ぱく店長おすすめのコミック
『어서와』(おいで)
一人暮らしの大学生ソリは、ある日友人から猫をあずかることに。
猫を飼ったことがある人は誰しも、自分がいない間に猫がなにをしているのか気になったことがあるはず。
実はソリがあずかった猫ホンジョは、ソリの知らぬところで人間に変身しており……。
ホンジョと暮らしてから、周りの人間関係が微妙に変化するのだが、
果たしてホンジョはなにをしているのだろうか。
セリフはそれほど多くないけど、個性あふれる人物たちの魅力と、
恋愛とミステリー要素のまじった、魅力的な作品です。全3巻。
ドラマ化したのも頷けます(KBS「어서와」 キム・ミョンスとシン・イェウン主演、2020年3月〜)。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1760
■魯店長おすすめの語学書
『초등 국어개념 한 컷 그림사전』(国語概念のワンカットイラスト辞典)
国語の基本は概念の理解とも言えます。
小学生が国語を習う時に避けては通れないのが言葉の‘概念’をしっかり理解することでしょう。
この本は学校で習う国語教科の内容をより深く理解できるよう、
ワンカットイラストを添え概念語の意味を解釈し、わかりやすく説明しています。
詩、物語、様々な文章、コミュニケーション、文法の5章に分かれ、
最近の教科課程が反映された内容が載っています。語彙力向上にも役立つでしょう。
国語を学び直したい大人や韓国語の学習者におすすめの1冊。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1681
■さわだ店長おすすめの人文書
『선택받지 못한 개의 일생』(選ばれなかった犬の一生)
韓国はペットを飼う人口が1000万人の時代。
毎年15万匹の犬が新しい家族として引き取られるが、
半数を超える9万匹は再び捨てられてしまう。
保護施設も収容数の 限界を超え、
次の飼い主が見つからない犬の半数は安楽死に追い込まれる。
飼い主が、犬が死ぬまでともに暮らす確率はたったの12%だという。
ハンギョレが運営する、動物に関するニュースを発信するメディア
「アニマルピープル」の記者二人が、繁殖施設からペットオークション、
そしてペットショップへと流されていく動物たちの命の実態を潜入取材した。
「選ばれなかった犬」たちはどんな一生を送るのか。
犬たちのために私たちには何ができるのか。
国が違えど決して他人事ではないペットを取り巻く課題を突きつけられる。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1775
◆◇ イベント情報 ◇◆
◆7月1日 (水) 20:00 – 21:00
【オンライン】緊急開催!「北朝鮮で何が起きているか」
体制批判ビラが発端になって、南北関係が緊張し、金正恩朝鮮労働党委員長の妹、
与正氏の存在感も増しています。いま北朝鮮で何が起きているのでしょうか。
韓国はどう対応するのか、東京新聞論説委員の五味洋治さんに分析いただきます。
イベント メイン
◆7月10日 (金) 20:00 – 21:00
【オンライン】お前が語るな!『愛の不時着』~ キタメシとOSTでお腹いっぱい ~
人気の沸騰中の『愛の不時着』をこんな角度で語っていただく企画は他にはないでしょう。
外出自粛の期間に『愛の不時着』を観て、ドハマリされたという、
コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんと、音楽ライターまつもとたくおさんの
お二人に、お二人ならではの視点でトークしていただきます。
イベント メイン
◆7月18日 (土) 20:00 – 21:00
【オンライン】チェッコリ映画クラブ―第5回『はちどり』
2018年釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、世界各国の映画祭で受賞を重ね、
とうとう50冠を達成するほど高い評価を得ている映画『はちどり』を語り合います。
ゲストにカルチャー雑誌「ユリイカ」で、キム・ボラ監督のインタビューを担当された
映画ライターの桑畑優香さんと、担当編集の坂本龍政さんをお招きします。
イベント メイン
◆7月22日 (水) 19:00 – 21:00
【オンライン】第2期[チェッコリ大学]分断に抗する芸術家たち⑤
徐京植先生によるチェッコリ大学「分断に抗する芸術家たち」第5回のテーマは、
「優雅なマッド・ウーマン―尹錫男(ユン・ソンナム)」です。
現代韓国の指導的女性アーティストで、現代韓国という場でフェミニズムと
アートという重要な問題を独自の優れた仕方で提起しているユン・ソンナムに迫ります。
イベント メイン
__おしまいに__________________________
7月といえば、そうチェッコリのお誕生日が近づいてきました。
ただ、今年はなかなか皆さんと「密」にはなりにくいので、ネットショップなどで
ご利用いただける特典サービスなどを企画中。もう少しでお知らせします。
(宣伝広報担当 ささき)
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