CHEKCCORI通信 Vol.153【YouTubeラジオ『わたなべなおこの그림책 이야기』配信開始】

※このメールは、チェッコリからお送りしています。

2022.05.12

CHEKCCORI通信 Vol.153 http://www.chekccori.tokyo/

 
ごあいさつ
お店に来られたお客さまに声をかけると 少なからずおすすめの本を聞かれることがあります。そこから話が広がって、 韓国語学習について、「推し」について、 好きなドラマや映画について話に花を咲かせるひとときは とても楽しいものです。 でも、わたしはシャイだから……という方は、 入り口とカウンターの間に設けたメッセージボードをどうぞご活用ください。 最近読んだ本の感想や店頭にあったらいいなという本、 お店でのお買い物の感想など、何でもOKです。 できる限りご希望にお応えしながら、 今後のお店づくりの参考にさせていただきます。
(しみず)
お知らせ

YouTubeラジオ『わたなべなおこの그림책 이야기(クリムチェクイヤギ)』配信開始

韓国書籍専門書店CHEKCCORIが2022年春から新たにお届けする音声コンテンツ! 進行は翻訳者で韓国絵本ナビゲーターのわたなべなおこさんです。 「그림책 이야기」(クリムチェクイヤギ)は、韓国語で「えほんのはなし」という意味。 季節の絵本やおすすめの絵本を毎回1冊ずつ、物語や絵の雰囲気、作家さんの情報などを切り口に音声でご紹介します。
イベント情報

5月14日(土)19:00~20:30 【オンライン】 『韓国語リスニングトレーニング』出版記念! 「最も効果を発揮するリスニング勉強法の紹介」

Twitterでいつも韓国語のワンフレーズを紹介・解説されている韓国語講師、池成林先生の初めての著書が刊行されました。 その記念として、池先生と編集担当の浅見綾子さんに韓国語のリスニング勉強法についてお話しいただきます。 韓国語のリスニング力をアップさせたい方、韓国語学習のモチベーションを上げたい方、ぜひお申込みください。 お申込みはこちらから

5月18日(水)20:00~21:00 【オンライン】ささきの部屋Vol19ー編集・ライティングユニット「omo!」のお二人に聞く、編集・ライターへの道

今回のゲストは、編集・ライティングユニット「omo!」の土田理奈さんと後藤涼子さん。 「ステイホームな状況でも韓国を感じられる一冊を」をテーマにした『妄想Trip! #おうち韓国』(朝日新聞出版)など、 韓国の旅行情報、K-POP、語学などを中心とした書籍やコンテンツの制作に携わっています。 「韓国が好き」「韓国語を学んだ」からどうやって編集・ライティングの道に進んだのか、お二人の活動を通して伺います。 お申込みはこちらから

5月24日(火)19:00~20:30 【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第5回課題作『モーメント・アーケード』

4回シリーズの最終回。今回のテーマは『モーメント・アーケード』(コンクール第5回の課題作)です。 ゲストは、同書で最優秀賞を受賞した廣岡孝弥さんと審査員の古川綾子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。 お申込みはこちらから

6月1日(水)19:00~20:30 【オンライン】映画『スープとイデオロギー』公開記念、ヤン ヨンヒ監督×趙秀一氏対談〈「済州四・三」と映画〉

映画『スープとイデオロギー』の公開を記念して監督のヤン ヨンヒさんにお越しいただき、映画でも大きな意味を持つ「済州四・三」について、そして映画で描き出したかったことについてお話しいただきます。 対談のお相手は、「済州四・三」をモチーフに描かれた長編小説『火山島』で知られる小説家・金石範の研究者、趙秀一さんです。 お申込みはこちらから

6月10日(金)20:00~21:00 【オンライン】ささきの部屋Vol.20ーハン検1級で通訳案内士の資格も持つ景山梨彩さんに聞く「モチベーションを維持する法」

今回のゲストは、声優でもあり、韓国語学習者であり、ハン検1級で通訳案内士の資格を持つ景山梨彩さんです。 今年2月には難関の「通訳案内士」にも合格されたとか。 本業を続けながら「韓国語」をマスターしていく目標はどこにあり、どんな気持ちでモチベーションを保ち続けているのか、詳しく伺います。 お申込みはこちらから
CHEKCCORI selection
■#3 「いま、韓国絵本が熱い!」 2022年「国際アンデルセン賞」画家賞を受賞したイ・スジさんの作品をはじめ、韓国の絵本がいま、世界的に注目されています。 邦訳も続々と刊行される中、チェッコリでは韓国の絵本に特化したYouTubeラジオ「わたなべなおこの그림책 이야기」の配信をスタートしました。 これを機に子どもから大人まで楽しめる韓国絵本の世界にひたってみませんか。 #2同様、CHEKCCORI selectionの情報を盛り込んだオリジナルしおりを作成し、5月17日以降にご来店の方、オンライン書店でお買い上げの方にもれなく差し上げます。 数に限りがありますので、どうぞお早めに! CHEKCCORI selection #3のページはこちら

『여름이 온다(夏が来る)』

「小さなノーベル文学賞」ともいわれる国際アンデルセン賞を受賞したイ・スジさんの最新作。 彼女が好きなビバルディの「四季」のうちの一曲「夏」と、子どもたちが田舎の家の庭で水遊びをしていた姿からインスピレーションを得て描かれたもので、「夏」同様、三つの章で構成されています。 コラージュ、ドローイング、水彩、アクリル絵の具などさまざまな素材を使って描かれた躍動感あふれる絵がすばらしい。 イ・スジさんの作品らしくほとんど文字はないので、韓国語がわからない人にもおすすめです。
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『달팽이(かたつむり)』

男の子がペダルのない幼児用の自転車に乗っています。 いくら一生懸命漕いでも、お兄ちゃんの自転車みたいにすいすい走ることができません。 お兄ちゃんは、のろのろついてくる弟が気になってしかたないようすですが、 ​結局、弟を置いてけぼりにして友だちと一緒に行ってしまいます。 がっかりした男の子が、もと来た道を一人で引き返していると……。 自分なりの力でゆっくり、ゆっくり進んで行けばいい。そんなことを教えてくれる絵本です。
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『삼거리 양복점(サンサロようふく店)』

まだみんなが韓服(パジチョゴリ)を着ていたころ、街の三叉路にようふく店ができました。 店の主人はドックさん。お客さんに合う生地を選び、きっちり採寸し、一針一針ていねいに縫い上げた洋服はお客さんに好評です。 その後、朝鮮戦争で店を失ったドックさんでしたが、何とか店を再建。 お客さんの体にぴったり合う洋服を作る喜びは息子へ、孫へと受け継がれ、時代の変化にも負けず店は続いていきます。 ものづくりの楽しさ、お客さんに喜んでもらえるやりがい、ていねいな仕事に老舗の誇りが感じられます。 2020年ボローニャ・ラガッツィ賞オペラプリマの部受賞作。
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『별 낚시(星釣り)』

みんな眠ってしまったのに自分だけどうしても眠れない夜更け。 明るい月に向かって声をかけると、なんと星が一つ、空から舞い降りてきました。 それにつかまって空に昇っていくと、そこには星で釣りをする一匹のウサギが。 海の中で眠れずにいたカニも、森の中で眠れずにいたキツネも、北極のクマの親子も、みんな星に釣られて空へと昇っていきます。 一緒に星釣りを楽しんだりして遊んでいるうちに、ようやく眠気がみんなを襲ってきます。 夢がたっぷり詰まった心温まる物語です。
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『두근두근 편의점(どきどきコンビニ)』

ヒョンミンとミンチェ、インヘが住む町には、とてもとても不思議なコンビニがあります。 憎たらしい弟のせいでイライラするときも、わたしの気持ちをわかってくれない先生と友だちのせいで悔しいときも、いつも約束を破るパパのせいで腹が立った時も、そのコンビニに行けばうそみたいに気分がすっきり。 次はどんな魔法をかけてくれるのか、ページをめくるたびにわくわくがとまりません。
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クオンのおすすめ

2022年4月 クオン・ベストセラー(チェッコリ編)

1位:『モーメント・アーケード』 2位:『白い船』 3位:『ニューヨーク製菓店』 4位:『菜食主義者』 5位:『原州通信』『私の生のアリバイ』『少年が来る』5月18日が近づいているからでしょうか、『少年が来る』そして『私の生のアリバイ』を手に取られる方が増えています。 「日本の読者の皆さまと、1980年5月の韓国の光州についてどんな話ができるでしょうか。 この小説をきっかけに、いつか語り合える機会が訪れるでしょうか」 (『私の生のアリバイ』の著者のコン・ソノクさんからのメッセージより) メッセージの全文(韓国語・日本語)をクオンのホームページに掲載しています。本と合わせてぜひご覧ください。 http://cuon.jp/info/924

『韓国の「街の本屋」の生存探究』いよいよ刊行!

ソウルをはじめ各地で奮闘する街の本屋さんの姿が目に浮かぶ、『韓国の「街の本屋」の生存探究』。街の本屋さんを応援したい、守りたいという著書ハン・ミファさんの想いが行間からも伝わってきます。 日本語版では、韓国の本屋さんにもたびたび取材を行っている出版ジャーナリスト石橋毅史さんを「案内人」に迎えて、コメントや解説を要所要所に盛り込みました。 一足先にゲラを読んでくださった日本の本屋さんたちからも共感の声が続々と届いています。 チェッコリでは5月24日から発売予定。只今ご予約受付中です!

発行:CHEKCCORI(チェッコリ) http://www.chekccori.tokyo/ https://www.facebook.com/chekccori 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-7-3三光堂ビル3F TEL:03-5244-5425 FAX:03-5244-5428 mail:info@chekccori.tokyo